【番外編】祝! 東京モーターショー開幕 毎日1ネタずつ紹介します。【2】

東京モーターショー、一般公開された3日(土)は、雨&寒波という悪天候にもかかわらず、来場者は10万人を超えたようです。前回2009年の一般公開初日の来場者数は6万2200人だったことも考えると、かなりの盛況ぶりですね。

はい。では2回目。ルノーつながりでニッサン(とニスモ)に行きましょうか。ニッサンはコンセプトカーを3台が大きく展示され、その他既存の車種、そして目玉はやっぱり「リーフ」ですね。2011-2012年のCOTYも2位のメルセデスベンツCクラスを大きくリードし、ダントツのトップを獲得しました。いまにも「ガソリンエンジン車の代替えになる」と誤解させる強引なプロモーションや「そんなドライブが本当に楽しいの?」と思えるような苦しいCMもありましたが、良くも悪くも「EVに乗るとこんな生活ができる」というシーンを見せてくれたのは確か。またニスモではリーフをベースにした「LEAF NISIMO CONCEPT」と「NISSAN LEAF NISMO RC」も展開し、EVレースもしっかりフォローしているところは好感が持てます。あ、そうそう。ニスモは「JUKE NISMO CONCEPT」も出展していました。最近話題になっているGTRのエンジンを積んだヤツとは違いますが……。
これはニッサンのコンセプトカーのひとつで「PIVO3」といいます。AVP(オートマチック・バレー・パーキング)での使用を想定したもの。たとえばマンションの住人がケータイやパソコンでPIVO3を呼び出すと、クルマが自動的にエントランスまで来て、住人はPIVO3に乗って目的地へ向かいます。クルマを降りるとPIVO3は自動的にパーキングに行き、用事が終わって呼び出すと、また住人を迎えにいく。要するに自動運転のようなシステムを盛り込んだクルマなんですね。その先には当然カーシェアリングでの活用が見えてくるわけですが……。
現在、カーメーカーと国がいっしょになって原付以上、軽自動車未満という新しいカテゴリ「コンパクトEV」を設定しようとしていますが、そういった法規的、制度的なものの足並みが揃ってきたら、シティコミュータのように使用されるEVはわりと普及するのではないか、と思ったりもします。

☆おまけ
最初、写真で見たとき本気でハイエースのカスタム車だと思いました。キャラバンなんですけどね。このデザインしかなかったんでしょうか。ニッサンのデザイナーにプライドはないのでしょうか。

 

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