RENO blog

くっだらん､とか思いながらも｡

よく来るんですよ､スパムメールで､時計のレプリカ買いなさい的な奴｡
クスリ要りませんかとか猥雑系的なのもよく来ますが､それこそドーデモイイ｡

(なんかMacOS XのMailのスパム判定がたまーに悪さして､仕事のメールをスパムに振ってしまうことが怏々としてあるので､結局迷惑メールも見なきゃいかんこの体たらく｡)

私議､時計好きでした｡
今は､貧乏極まってるので､もう買えませんが､ってそんな沢山持ってるわけではないですが｡
ましてや､今や､時計は殆どしなくなっちゃいましたが･･･
(だって､オトコが後ろ指指されずに､ってこれくらいしかないでしょ?って私も左耳に穴開いてましたが･･･)

時計は､時計も､すんごぃく価格に素直です｡

機械式時計は､30万円クラスの時計を境にそれ以上それ以下ので､正確さとか作りの緻密さとかすんげぃく違います｡所有して使って比べてみると明確に納得できます｡
100万以上の高級時計は､私買ったことないし欲しいと思わないのでわかりませんが､多分材料が貴金属とか光る石がついてるとか､すんごぃく複雑な機能を機械で為し得てるから､その値段になるのでは?と勝手に解釈してますが･･･(なので､即ち､いらない｡(爆))

(この勝手にクラス分けは私の勝手な持論ですし､私時計屋じゃないので､ご留意下さい｡)

最初は､30万クラスの､しかも中古で買ったのをしてました｡壊れてオーバーホールしたり､それはそれで気に入ってて､なんですが､ちょっと流行りだしちゃって巷で見るようになっちゃって急激に興味が醒めて､買い換えようと｡
イタリア製の某時計､当時鳴り物入りで復刻になったのを買おうと｡
でも､ずーっと頭の中に､いつかアレが欲しい､でも高くて買えない､というのが沸々とあったんですよねぇ･･･
で､時計屋さんでイタリア製の眺めてて､ふらふらと他のも見てたら･･･

その､いつか欲しいけど､買えないけど､ってのが､手の届く予算で･･･しかも欲しかったデート(日付)のない奴｡｡｡｡

まぁ､そりゃ自然の摂理で･･･
がんばって捻出して買っちゃいました｡
しばらく借金払ってた覚えがある｡(真)

まぁそうやって､自分の目指す頂点までイってしまったので､急激に興味が醒めた訳ですが･･･
(いやでも､そのイタリア製は未だ沸々と･･･でも､今や高杉｡つーか巷でたまに見るようになっちゃったし･･･でも､パワーリザーブ付きのフツーのが買えたら･･･ｷｹﾝ｡)

で､その時計､すんごぃく良くできてますよ｡時計として”私が”求める機能は網羅してる｡デザインは完璧､昔の仏海軍航空隊制式?だっただけある｡クロノグラフで､フライバックは使う用事ないのでなくてもいいんですが･･･
(ついでに､自分以外これ持ってるヒトに会ったことがない｡気づかれることも希｡なんとも自己満足の世界だ｡)
しかも､至極正確｡機械式時計としては完璧ではなかろうか?(上には上が居ると思いますが｡)
未だ1回もオーバーホール等出す必要に駆られたことはない｡
(ベルトは数回換えましたけどね｡純正にもしたしワンオフで作ったこともある｡これはヨカター｡でも､その制作者が廃業しちゃったので･･･現在のはCamille Fournet｡)でも､革ベルトは消耗品ですので｡)

総じて､すっごくよくできてる｡さすが､渇望しただけのモノだ｡大満足｡

んでも､所詮スイス製だから､いつか壊れるんだろうなぁ･･･(ﾜﾊﾊ)

だって､機械式時計だから､いくら正確だって言ったって､クオーツの世界に冠たる日本製とか､電波時計とかには敵わない｡機械式だって､世界に冠たる日本ですぜ､絶対精度その他､どう考えたってなんてったって日本製｡

率直に､時計の機能として考えると､今は電池切れで放置してるG-ShockのFROGMANの方が全然イイ｡
(そう､FROGAN好きでしたので｡別に､潜りません｡そもそも､実は私､泳げません｡(実話))
きっと､電池換えてってCASIOに出せば(確か､電池交換はCASIOでないと出来ないって聞いたし｡)さくっと初期の性能に復帰する｡きっとオーバーホールなんて制度はないんだろう｡
一説ではガワ(外のウレタン?部分)交換ってできるらしい｡ってことは?本体のチタン(だったと思う)ケースを残して総取っ替えしたら､新品同様じゃないか!(ｽｹﾞｰ｡)

普段用で使ってる､ZENO Euro Army､死ぬほどでかくて重い旧東独軍の時計のレプリカ､購入価格ケタ万円前半､でもお気に入り｡
聞いた話じゃ手巻きのムーブメントは国産とか言ってましたSwiss Madeらしいですが､数度壊れましたよ｡その度オーバーホールして､使ってますが･･･
いつか同じのの自動巻が(昔あったらしいですが)買える値段で出てきたら買ってしまいそうなくらい気に入ってますが･･･(えー?手巻き左リューズってのもあるのぉ?竜頭で手の甲押して痛くなくていいなぁ･･･ｵｷﾞｵｷﾞ｡ﾂｰｶ､ｱﾂﾒﾃﾄﾞｰｽﾙ!)

うーん･･･でも･･･
どう考えても､FROGMANの方が工業製品的に優れている!
だって､壊れない､維持が楽､つーか維持って話じゃない消耗品買えるだけジャンか!しかも正確!疑う余地なし!

でも､敢えて選んでしまうのだな･･･機械式時計｡
飛んで火にいる夏の虫､わかっちゃいるけどやめられねぇ｡

Lacoとか､萌えちゃうモン｡この辺でいいけど･･･うわ･･･うわぁ｡｡｡
(時計趣味やめたんとちゃうんかいわりゃあ!)

きっとこういうの､それはもう､趣味の世界､なんだと思います｡
世間の常識からちょっと逸脱しちゃってるのかもしれない｡ご理解いただけない世界なのかもしれない｡

なので､普通の人は手を出さないんだろうなぁ･･･

で､そういうのの､精巧と謳う偽物を売ってるんだな､このメールで｡
(ま､私の好みのモノは皆無･･･かと思えば･･･件のイタリア製があったりする･･･)

まぁ､精巧かどうかは割と､私的にはドーデモイイ｡
ってか､偽モンでしょ?そもそも｡
問題は､みてくれだけの話で本物でないってコトで･･･

いやもしかしたら､本物と違って国産ムーブメント使ってたりして､本物より正確かつ耐久性あったりして｡(爆)

でも､それ､求めるモノとちゃいますよってに｡

手がかかろうがなんだろうが､それがほしくて､それに関わる森羅万象全て引き受ける覚悟があるから､それを選んでるんです｡

キャトルの格好した軽自動車は要りません｡
それは､ネタにはなるけど､格好はつくのかもしれません(つくのか?)が､キャトルではないですので｡

それがイヤなら､G-Shockとか偽モンとか､維持せず壊れたら潔く直さず捨てる､がいいのかもしれぬ｡

でも､それじゃカッコつかないから､でも格好だけ付けばイイから･･･
って話も､あるんだろうなぁ･･･
そういう意味では､現代の消費者の趣味嗜好に忠実に､なのかもしれない｡

とか､沸々と考えちゃいますねぇ･･･

ま､私は､おもいっきし趣味の世界邁進してますので､本物には萌えまくりますが､偽物には興味ないですよ｡
なので､こういうメール送るだけ無駄ですのでぇ｡

えっと､敢えて､時計の商品名は一部伏せてます｡ご想像にお任せしますので､想像に留めておくだけにしておいてください｡

This entry was posted on 月曜日, 7月 20th, 2009 at and is filed under et moi. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.