そいつの名は・・・・
昨日、ひとつの鈑金塗装屋さんが廃業するって聞いた。
働いて働いて、ひっそり廃業する
そこは安くないけどいい仕事する
昔ながらの鈑金塗装屋さんだった
しかしそこは知っていた 趣味とは何かを
働いて廃業するのを
どうして廃業するのかとは
訊かない訊かない
でもその出来を必要とする仕事は
何処へ何処へ出してやればいい
君は人のために死ねるか
そいつの名は 鈑金塗装屋さん
杉良太郎さんごめんなさい。
職人の仕事ってのは、下地から念入りに仕上げて、イイカンジになるまでねちねちやって、で、色合わせて塗って、時間掛けて手間暇掛けて、気に喰わなきゃやり直して・・・
で、出来た仕事で対価を貰う。
安く上げろと言われたら、その工程を多少なり端折って、工数を削って臨むしかない。でも、職人って人達は、端折るにも限度がある。だって、できたものは彼らの看板であって、何処で誰が見ても最低限恥ずかしくないモノであって欲しいわけで・・・
でも、世間の流れはもしかしたら、そうじゃないんですよ。
安いが先行してて、そういう職人が求めるモノを正当に評価して貰えない時代になっちゃったのかもしれない。
さくっと叩いてさくっと盛ってさくっと塗ってさくっとお金貰う。
が、お手軽で安くて、が、いいのかもしれない。
そういう時代でしょ、オールなんとか。
まぁ、私は、敢えて時代に逆行してることを自負してますので、それを正当に評価して妥当な対価払うつもりで、職人の仕事を買います。
よって、額面だけ見れば、安くないんだなこれが。(爆)
でも、払ってる工数出来映えその他、見たら、妥当であるを目指してるんです。
気に喰わなきゃ、それが正当な要求であるなら、気に喰うまでやるんです。やってもらうんです。それが仕事です。
安くないからそれを要求できる権利が留保されるんです。
安くてそれなりを目指すなら、他にいくらでもあ(自粛)ので、敢えて私が選ぶこたないっすよ。だから、そういう仕事で私を選ぶ必要も、きっとないっすよ。
Who killed Bambi?
私は、殺さないし。でも、助けてはあげらんなかったね。