人間の感覚(好み)というのは複雑なもので、世間的にいいクルマという評価を頭脳では理解しつつも、感覚ではその良さを受け入れられないということが多々ある。ハンドリングもいい、足回りもいい、もちろんエンジンもいい。あらゆる評価項目が真円に近いマトリクスになるほど、角がなく、取っ掛かりが薄くなる。もちろん、そういう「良さ」を好み、選び人は数多くいるし、世の中の大部分がそういう人だ。しかし、ときにその優等生ぶりを物足りなく思う人もいる。ある意味、贅沢な話である。どこに文句があるというのか。ただ、それは定量的なものではなく、定性的なものだから、またややこしい。うまく説明できない場合がほとんどなのだ。
FIAT Panda 100HP + RENAULT Twingo GT
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2月 2nd, 2017ALFAROMEO Giulietta Classica
1月 2nd, 2017LANCIA Ypsilon 0.9 Twin Air
12月 2nd, 2016【EVENT REPORT】French Blue Meeting 2016
11月 3rd, 20162016年10月29日(土)、30日(日)の両日、長野県・車山高原にて「French Blue Meeting 2016」が開催された。30回目を数える同イベントは、昨年に続いて(日曜日は)曇り時々晴れというまずまずの天気。30周年からか、心なしか出展されている店の数も、参加者の数も多かったような気がする(気のせいかもしれないけど)。
では、今回も恒例の「参加車両を肴にあーだこーだ言う偏りまくりな回」をお届けしよう。
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10月 1st, 2016オイル交換キャンペーン | Unil opal
9月 8th, 2016PEUGEOT 207 Navi Plus
9月 6th, 2016右のバーにある「カテゴリー」の中に「vive le minorite」という文字が確認できる。その横の()内の数字がエントリー数なのだが、いつの間にか100回を越えている。東京モーターショーのレポートやアップ遅延報告なども含まれているので、実際のクルマネタはもうちょっと少ないのだけど、ほとんどはRENOさんの在庫車、販売車、ときどきお客さんからお借りしたクルマで占めている。2009年の6月から始まったコーナーだから7年くらいやってるってことか。いま振り返ると初期の原稿は読み返したくないほど恥ずかしいのだが、クルマのセレクトはなかなかのものである。1車種とて被っていないこの絶妙な選出(いや、1コくらいは被ってるか?)。ここまでよくネタが尽きずにやっているなと思うし、毎回「もうこれ以上続けられないなぁ」と思いつつ、なお続いている……。
これはとにもかくにもすずきさんの努力によるものだし、ほとんどの、いやすべての選ばれたクルマは、何かしらの魅力を備えており、その魅力が「欲しいなぁ」と思わせる要素のひとつになっている。それらは俗に言う「刺さったクルマ」という意味なのだが、今回のプジョー207はこの7年ちょいの歳月の中で初めて「刺さらないクルマ」になるかもしれない。まぁ、表には出してないけど、このコーナーの裏のコンセプトは「売らんがための記事にしない」という考え方なので、そういう意味では刺さらないクルマがたまにあってもいいのかもしれない。