Archive for the ‘vive le minorité’ Category

FIAT Panda 4×4 Climbing Plus

火曜日, 7月 4th, 2017

パンダは何度乗ってもいいな、と思う。パンダ1の個性により、熱狂的なファンを獲得し、その流れはパンダ2にも引き継がれ、確固たる地位を築いていたように思う。それはもはやクルマを超え「パンダを選ぶ」というライフスタイルにまでなっていると言ってもいい。パンダ、(旧)ミニ、ビートル、2CV、キャトル……。これらの名車には共通して人を強く引き付ける力があり、走る楽しさがある。

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【EVENT REPORT】FRENCH TOAST PICNIC 2017

水曜日, 5月 31st, 2017

2017年5月28日(日)、福井県金津町にある「金津創作の森」にて恒例の「フレンチトースト・ピクニック(FTP)」が開催。今年で15回目を迎える同イベントは、ゲーム形式の「コマ図ラリー」、ボンネットバスに乗って走る「ボンネットバス遠足」、「フリーマーケット」などが行われた。少しひんやりとした乾いた空気が心地よい五月日和。今回もクルマを肴に行ってみよう!

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【Tale】RENAULT 5 Alpine

火曜日, 5月 2nd, 2017

―― une

電卓を弾いた指を顎に当ててから、灰皿のタバコをつまむ。煙を吸い込み、ゆっくりと吐き出すと、黄煙は半分くらい空いた窓から外へ消えていく。今夜は満月だからか、外がやけに明るい。

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MCC Smart K

土曜日, 4月 1st, 2017

大人になると、買い物の基準が変わってくる。若いときは、製品の品質はもちろん、価格が大きな基準だった。同種の同性能のものであれば、価格の安い方に手が伸びた。しかし、いまはだいぶ変わってきた。その製品の歴史、コンセプト、ストーリーに共感できるものを購入したいと思うようになった。価格が安くても、歴史のない、真似事のコンセプトを持った製品を所有したいとは思わなくなった。それは所有した後の、所有欲の満たされ具合が違うからだ。買い物は製品という物質を買うだけではないのだ。

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RENAULT Trafic COMBI ENERGY 1.6 dCi 145 Twin Turbo

月曜日, 3月 6th, 2017

「大きさ」のことを考えてみる。大きさは相対的なものであり、人は自分の基準となる物差しよりも大きいものを「大きい」と認識し、小さいものを「小さい」と認識する。この感覚は日常生活を送る上で、非常に重要ではあるが、同時に自らの価値観や可能性を狭めてしまっているのではないか、とも思う。特に日本は小さなもの、慎ましやかなもの、控えめなものを美徳とする傾向があるが、果たしてそうなのだろうか。時代の価値観がミニマムな方向に進んでいるいまだからこそ、疑ってみたい。

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お知らせとお詫び

水曜日, 3月 1st, 2017

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FIAT Panda 100HP + RENAULT Twingo GT

日曜日, 2月 5th, 2017

人間の感覚(好み)というのは複雑なもので、世間的にいいクルマという評価を頭脳では理解しつつも、感覚ではその良さを受け入れられないということが多々ある。ハンドリングもいい、足回りもいい、もちろんエンジンもいい。あらゆる評価項目が真円に近いマトリクスになるほど、角がなく、取っ掛かりが薄くなる。もちろん、そういう「良さ」を好み、選び人は数多くいるし、世の中の大部分がそういう人だ。しかし、ときにその優等生ぶりを物足りなく思う人もいる。ある意味、贅沢な話である。どこに文句があるというのか。ただ、それは定量的なものではなく、定性的なものだから、またややこしい。うまく説明できない場合がほとんどなのだ。

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お知らせとお詫び

木曜日, 2月 2nd, 2017

このタイトルで投稿すると「またか、MORITA!」と

言われそうですが、その通りでございます……。

2月号のアップが少々遅れております。

遅くとも来週前半には掲載できると思いますので、

いましばらくお待ちください。

誠に申し訳ありません。

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ALFAROMEO Giulietta Classica

月曜日, 1月 2nd, 2017

アルファロメオは、ヴィブルミノリテで登場する回数が極端に少ない。前回は2013年の2月に145を紹介したが、それが最初でそれ以降登場していない。なぜアルファロメオは登場回数が少ないのだろうか?

 

 

 

 

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LANCIA Ypsilon 0.9 Twin Air

金曜日, 12月 2nd, 2016

ランチアのイメージは微妙である。ここでいう微妙とは「いまいち」を表す微妙ではなく、さまざまな輸入車ブランドが持ち得ないイメージの間を掻い潜って、独自の立ち位置を確立しているという意味の微妙である。簡潔で表現してしまえば、マニアックであり、高級感があり、個性的なイメージ。そんな感じだ。

 

 

 

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