ヴィブルミノリテ5回目は、番外編として「RENO DÉPÔT完成記念! メカニック西川くんのヘンタイぶりに迫る!」をお届けします。いやいや、いきなり人をヘンタイ呼ばわりするのは、申し訳ないと思いつつ、これは私が人に贈る最大の賛辞なのでご容赦ください。若干、31歳でありながらそこらの30代前半のにーちゃんとは明らかに違う、底が浅いのか深いのかよく分からないながらも魅力的な彼に、これまでの足跡をインタビューしてきました。RENO DÉPÔTの写真もあわせてどうぞ!
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【CROSS TALK】vive le minorité番外編 RENO DÉPÔTの西川くん
月曜日, 11月 9th, 2009Piaggio APE50 VAN
土曜日, 10月 10th, 2009LANCIA YPSILON 1.4 16V Platino D.F.N.
日曜日, 9月 6th, 2009“小さな高級車”という言葉が好きだ。そこには「高級車=大型車」という定説を打ち破ろうとする意志を感じるし、何より輸入車、国産車に限らず高級大型車をふんぞり返って運転している輩に対し「へっ、おまえらには選べないだろう」というちょっと卑屈な優越感を抱くことができるからだ(もちろん、そんな想いなど彼らには知る由もないし、静かなる外野の声なのだろうけど)。意味合いは違うけど、そこには「量より質」を大切にしている思想が感じられる。ランチアが「小さい高級車を創ろう」と思って創ったのか、それとも「仕方ないな、高級車に仕上げるか」と思って創ったのか、はたまたその両方なのか、その真相はわからないけど、結果として満足できるものなのだから、この際、その理由はどうでもいい。
LANCIA Y 1.2 16V LS
金曜日, 7月 31st, 2009当時、雑誌で釘付けになった僕は、第一印象の「なんか気持ち悪い」からいつのまにか「ものすごく美しい」となり、いまでは「ものすごくエロい」という印象に変わっている。いや「エロ」ではない。「エロス」なのだ。これは僕の中の勝手な定義なのだが「エロ」は可視的な猥褻さだけを指すが「エロス」は人間の業であったり、抗いがたい本能であったり、そういった精神的な不可視の部分まで及ぶ。誤解を恐れないなら「分かりやすいのがエロ」、「分かりにくいのがエロス」と言ってしまってもいい。もちろん、どちらも最初の入力は可視的なものだが、それが人間の表層だけに留まるのではなく、本性という深い領域まで届くかどうか。その「貫通力」が「エロ」と「エロス」の分水嶺なのだ。