Archive for the ‘vive le minorité’ Category

東京モーターショーの(偏った)楽しみ方2013

火曜日, 11月 26th, 2013

全景1602今年もやってきました。2年に1度の「東京モーターショー2013」。会期は11/23(土)~12/1(日)で、まさに現在絶賛開催中なのであります。
前回は「祝! 東京モーターショー開幕 毎日1ネタずつ紹介します」として、合計10ネタをご紹介しました。で、今回は前回同様、プレスデーに行くことができたので、その内容を一部ご報告します。とはいっても、そこは「vive le minorite」。ほかのメディアと同じ視点で最先端のクルマばっかり紹介してもまったくおもしろくないので、非常に偏った視点でお送りしたいと思います。つまらない人には徹底的につまらない。でも、ハマる人にはとことんハマる、そんな内容でお送りしたいと思います。

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【EVENT REPORT】フレンチブルーミーティングの(偏った)楽しみ方2013

木曜日, 10月 24th, 2013

ステッカー10月19日(土)、20日(日)の両日「第27回フレンチブルーミーティング(以下、FBM)」が長野県・車山高原にて開催された。天候は土曜日が曇り、日曜日がまたしても雨。

3、4日前までの天気予報では、週末は雨ではなかった。というのも、13日の週に日本列島を台風が通り過ぎ、誰もがこの週末は台風一過の好天を期待した……はずだった。しかし、結果は雨。しかも、ときおり強い風も吹き、雨が完全に上がることはほとんどなかった。当然、出足も遅く、昼ごろに早々と帰るお客さんも。

昨年に引き続き、雨のFBM。またしてもか、と天気を呪わずにいられない。メディアでは、来場者数約1,800人とのアナウンスがあった。

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RENAULT Kangoo2

火曜日, 10月 1st, 2013

メイン1319 すずきさんからこの話が来たとき、正直あまり気乗りしなかった。
Suzuki:カングー2があるんだけど、どうかな?
Morita:カングー2ですか? 前にやりましたよね?
Suzuki:うん、でもあのときは1もあったし。
たしかにそうだった。2010年1月。カングー1をはじめカングー2、ビボップなどを1日で5台も乗りまくったんだった。でも気乗りしなかったのは、そのときのインプレッションでも書かれているとおり「乗ってデカいとは思わないが、まったくもって重い」「もはや別のクルマ」「運転する楽しさより、スペース拡大優先」など、カングー2は僕にとってあまりおもしろいクルマとは思わなかったからだ。うーん、カングー2かー。

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RENAULT Espace

土曜日, 8月 31st, 2013

イメージ1266 そもそも、最初に「ミニバン」というジャンルの言葉を聞いたとき、そのミニバンと呼ばれるクルマを見て「どこがミニなんだよ?」と思ったのは僕だけじゃないはずだ。それは相対的な話で、アメリカのV8を積んだバカでかいフルサイズバンに対しての「ミニ」であるからして、シボレー・アストロなんか日本人から見ても充分でかいのだけれど、アメリカ人からすればやっぱり「ミニ」なのだ。そしてここでも「アメリカ、すげーな」と、無意味な畏怖の念を抱くのである。日本人の感覚でミニバンと言えば、ワゴンRとかサンバーみたいな軽自動車のイメージ。うむ、やっぱり大陸のやつらには敵わない。

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RENAULT Laguna

木曜日, 8月 1st, 2013

イメージ1125  今回、まな板の上に乗せるクルマは、ルノー・ラグナ。好事家の方なら「それ、きたかー」と思わずうなるクルマかもしれない。そう、ラグナって、みんな名前は知ってるけど、乗ったことがないとか、見たことすらないとか、はたまた「え、まだ現行で売ってたの?」なんて言う人もいるかもしれない。まぁ、とにかくそんな日陰な感じのクルマなのだが、反対にヴィブルミノリテで取り上げるには最高の素材とも言える。僕自身もこのクルマに乗れることを心待ちにしていたのだ。

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FIAT Panda 1.2 8V

月曜日, 6月 17th, 2013

メイン1230クルマが持つ世界観や個性は、大きな武器になる。たとえばミニ、たとえばビートル、たとえば、マスタング、たとえばパンダ。そのクルマの名前を出しただけで、たいていのクルマ好きはその姿形を脳内でイメージでき、同時にどんな人が乗るのか、そんなことまで想像できてしまう。クルマだけでなく、クルマを含めたライフスタイルまでイメージを広げられること。それが世界観や個性なのだと思う。しかし、同時にそういったクルマはコンセプトをしっかり持たないと、モデルチェンジのたびにその世界観や個性がブレてしまう。パンダは2代目でその危機に陥った。果たして3代目はどうか?

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【EVENT REPORT】「FTP(フレンチ・トースト・ピクニック)」の偏った楽しみ方 プラスα(サニートラック)

金曜日, 5月 31st, 2013

2013年5月26日(日)、福井県金津町の「金津 創作の森」にて「フレンチ・トースト・ピクニック(以下、FTP)」が開催された。
FTPはクルマ好き(特にフランス車愛好者たち)のために気軽に楽しい時間を過ごせるよう企画されたイベントで、2000年の初開催以来、今年で11回目となる。イベントでは金津町周辺の田園地帯や北潟湖畔をめぐるゲーム形式のタイムラリーやゲストを招いた講演会などが行われ、終始なごやかなムード。フランス車のイベントでは「フレンチブルーミーティング(以下、FBM)」が有名だが、それとはまた違った雰囲気が感じられた。
というわけで、今回も会場に集まったクルマたちを肴に、あーだこーだ言う時間にお付き合いください。

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Twingo RENAULT Sport 1.6 16V

水曜日, 5月 1st, 2013

イメージ1052_1イメージというものは、そのもの(人)を語るのに有効な手段である。たとえばフランス車でいえば、合理的、イタリア車でいえばおしゃれ、ドイツ車でいえば質実剛健……など、いまではそのとおりでないにしろ、明確なイメージを語れるということはそのものの魅力を伝えるのに大変便利であり、強力な武器にもなる。反面、そのイメージが強力であり、定着したものであればあるほど、そのもの(人)が方向転換をしたときに従来のイメージを払拭するのが困難になる。つまり新たなイメージを植え付けるためには、その方向性をキープしたまま、数年、数十年の時間を待たなければならない。イメージというものは、コントロールできそうで、できない自我を持った生き物のようである。

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【EVENT REPORT】第11回 国際オートアフターマーケットEXPO 2013

月曜日, 4月 1st, 2013

メイン09833月13日(水)~15日(金)に東京ビッグサイト(西館)で催された「第11回国際オートアフターマーケットEXPO 2013」に行ってきた。今回はオートアフターマーケットの活性化を目的として、過去10回にわたって開催されているこのイベントのレポートをしたいと思う。刺さる人は刺さるけど、刺さらない人にはまったく関心を持てない内容かもしれないが、ぜひともお付き合いを!

 

 

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PEUGEOT 206 CC S16

金曜日, 3月 1st, 2013

メイン0910クルマの草創期、その多くがオープンカーだった。ただそれは「あえて」ではなく「仕方なく」な部分が多かったと思う。そもそも人が運べて、荷物が積めて、天候にかかわらず快適に移動できるというのが、クルマに課せられた本来の役割。それなのに人もたくさん運べない、荷物も大して積めない、風雨を遮る屋根がない(いや、実際はあるのだけど)現代のオープンカーは、クルマ本来の役割を真っ向から否定した「あえて」の塊。なんだか大げさな表現だが、つまり言いたいのは、オープンカーを選ぶということは、できることをあえてしない、とても贅沢なこと。オープンカーを手に入れることは、少しだけ幸福になれる瞬間をより多く手に入れることと同義かもしれない。

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