Archive for the ‘vive le minorité’ Category

【EVENT REPORT】French Blue Meeting 2016

木曜日, 11月 3rd, 2016

2016年10月29日(土)、30日(日)の両日、長野県・車山高原にて「French Blue Meeting 2016」が開催された。30回目を数える同イベントは、昨年に続いて(日曜日は)曇り時々晴れというまずまずの天気。30周年からか、心なしか出展されている店の数も、参加者の数も多かったような気がする(気のせいかもしれないけど)。

では、今回も恒例の「参加車両を肴にあーだこーだ言う偏りまくりな回」をお届けしよう。
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Twingo Renault Sport 1.6 16V Gordini & Clio Renault Sport 2.0 16V REDBULL RACING RB7

土曜日, 10月 1st, 2016

クルマで最も重視する部分は「乗って楽しいかどうか」。純粋でありながら、現代において実現するのが困難なポイントを見つめつづけている方にとっては、これからの世の中「乗りたいクルマがない」というクルマ難民に陥る可能性が充分にある。それがゆえにどんどんと古いクルマに興味が向いてしまうのも決して珍しいことではない。いずれの時代においても、節目となるクルマは存在する。今回は並行車、限定車、そして硬く締め上げられた「シャシーカップ」という3つの共通点を持つルノー車を紹介する。

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PEUGEOT 207 Navi Plus

火曜日, 9月 6th, 2016

右のバーにある「カテゴリー」の中に「vive le minorite」という文字が確認できる。その横の()内の数字がエントリー数なのだが、いつの間にか100回を越えている。東京モーターショーのレポートやアップ遅延報告なども含まれているので、実際のクルマネタはもうちょっと少ないのだけど、ほとんどはRENOさんの在庫車、販売車、ときどきお客さんからお借りしたクルマで占めている。2009年の6月から始まったコーナーだから7年くらいやってるってことか。いま振り返ると初期の原稿は読み返したくないほど恥ずかしいのだが、クルマのセレクトはなかなかのものである。1車種とて被っていないこの絶妙な選出(いや、1コくらいは被ってるか?)。ここまでよくネタが尽きずにやっているなと思うし、毎回「もうこれ以上続けられないなぁ」と思いつつ、なお続いている……。
これはとにもかくにもすずきさんの努力によるものだし、ほとんどの、いやすべての選ばれたクルマは、何かしらの魅力を備えており、その魅力が「欲しいなぁ」と思わせる要素のひとつになっている。それらは俗に言う「刺さったクルマ」という意味なのだが、今回のプジョー207はこの7年ちょいの歳月の中で初めて「刺さらないクルマ」になるかもしれない。まぁ、表には出してないけど、このコーナーの裏のコンセプトは「売らんがための記事にしない」という考え方なので、そういう意味では刺さらないクルマがたまにあってもいいのかもしれない。

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お知らせとお詫び

水曜日, 8月 31st, 2016

RENO blogとvive le minoritéを読んでいただいている読者の皆さま。

今回、9月号のアップが少し遅れてしまいます。

9月5 日くらいを目処にアップできればと考えていますので、

申し訳ありませんが少々お待ちください。

「なんだ、今回はないのか?」とか

「ついに筆者のやる気がなくなったか……」とか

そんなことはぜんぜんないので、生ぬるく見守ってください!

よろしくお願いします。

Morita Eiichi

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RENAULT Megane RENAULT Sport 2.0T & RENAULT Sport 2.0T Trophy

火曜日, 8月 2nd, 2016

300ps、400ps、500ps……。世の中のクルマには「そんなにパワーあってどうすんの?」と言いたくなるようなモデルがある。パワーウォーズは特に海外で白熱しているが「そんなパワーはあってもムダ。だってそんなのどこで使うのさ」と言う人もいるだろう。たしかに正論かもしれない。しかし、有り余るパワーを持つクルマは減るどころか、次々と出てくる。果たしてそれは、本当にムダなのだろうか。

 

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FIAT Panda CLX

木曜日, 6月 30th, 2016

かつて民藝運動を起こした思想家・柳宗悦(1889~1961)は「用の美」という考え方を唱えた。自身が残した書には「用と美と結ばれるもの、これが工藝である」とも書いている。何だか小難しいことと思われがちだが、考え方はいたってシンプルだ。用の美とは「使いやすく、役に立つように考え抜かれてつくられたものには、美しさが宿る」ということ。おそらく長く存在しているモノには、この「用の美」が貫かれたものではないだろうか。

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【EVENT REPORT】FRENCH TOAST PICNIC 2016

水曜日, 5月 25th, 2016

2016年5月22日(日)、福井県金津町にある「金津創作の森」にて「フレンチトースト・ピクニック(FTP)」が開催された。同イベントは今年で14回目を迎え、ゲーム形式のコマ図ラリー(129台がエントリー)は、2年ぶりに越前海岸を走るルートが復活。会場内でもボンネットバス遠足、オールドカー試乗会、フリーマーケットなどが行われた。たっぷり降り注ぐ初夏の日差しのなか、参加は思い思いのスタイルでイベントを楽しんでいたようだ。

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RENAULT Twingo 1.2 TCe GT & GT Coupe des Alpes

日曜日, 5月 1st, 2016

クルマが好きな方なら、一度は考えたことのあるテーマ。「クルマはノーマルが最高なのか?」。この問いはクルマを一般的な使い方で使う人にとっては「Yes」だ。賢い技術者たちが、どんな人が乗っても平均点以上のパフォーマンスを発揮できるように設計、製造しているのだから。でも、クルマを一般的な使い方ではなく、どこかに特化した使い方をする人もいる。そういう人とっては、クルマをそれぞれの使い方に合わせたセッティングにし、場合によってはチューニングを施さなければならない。特化したい領域においてノーマルでは物足りなくなるので、答えは必然的に「No」となる。さて、あなたはどちらだろうか。

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RENAULT Lutecia eLe 1.6 16V & Megane 1.6 16V

土曜日, 4月 2nd, 2016

いろんな事象の本質を捉えたいと思う。イメージではなく、本質。もちろん本質だけが正義とは思わない。イメージ先行で、イメージ重視であっても、それはそれで幸せはあるだろう。方向性の違いなのだ。クルマにも料理にも音楽にも映画にも、どんなことにも本質はある。では、クルマの本質とは何だろうか? 答えは無限にある? それとも1つしかない? 時代によって変わる? それとも普遍的なもの?

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【Tale】CITROEN 2CV6 Special

水曜日, 3月 2nd, 2016

誰もいない静かな朝。河川敷の駐車場で大好きなクルマをただ眺めている、そんな時間が好きだ。空はグレーともブルーともつかない微妙な色合いで、水面は鏡のようにその色合いを映し出している。早瀬かおり。きょうで30歳になった。こういう切りのいい年齢のときに、人は人生を振り返ったりするけど、私の人生はどうだっただろう。いくつかの経験をまとめてみると「変わってるを通り過ぎて、だいぶ変わってる」とか「やることなすこと、たいてい反対される」。そんな人生だった気がする。まだ30年しか生きてないけど、この傾向はこれからも続くのだろうか。(この物語はフィクションです)

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