2020年4月3日。父が死んでから、きょうで2年が経った。
春真っ盛り。霧のような雨が町を包むなか、僕は満開の桜並木にクルマを停め、ぼんやりと外を眺めていた。振り返ってみると、この2年間は僕にとって大きな変化をもたらしてくれた時間だった。それは死んでしまった父によるものだった。
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