données techniques | Autodata

知ってるようでシラナイことが多い、ノデ。

というか、正直に言います。知らないわからないことばっかりです。
触ったことない車とか、バラしたことない車とか、コノ症状が偶に出るとか、ソレがどうなってるかどうすべきかなんて、そんなん全て即答で解決できるなら、多分、”ネ申”と呼ばれるでしょうし、悩むこともない。
見ずに触らずに、訊いただけで正解に至ってしまうのは、きっとMr.マソックかセ口じゃないかと思う。
と、教えてくんの巣窟を見ると思うのだな。

共通の言語もなく、知識もあやふやならば、到底正解になぞ辿り着かない、ってのが容易に看て取れると言い得てみよう。

だが、それじゃシゴトになんないっすよ、車なんか机上じゃ直らないっすよ。故障は液晶画面上で起こってんじゃない!現車で起こってんだ!だから・・・

だが、我等は、Mr.マソックやセ口じゃない。ネ申な訳がない。ネ甲にすらなり得ない。

そうじゃない我等は、概ねのことは、経験則とか、構造から推測とか、試しにやってみようとか、そういうのを駆使して、車を直すわけです。

それが不満であったり、さくっとコトを済ませて欲しい、なんでもかんでもそろばんずくで物事進めたい、そんなあなたは、それがしの専門店さんとか、そればっかしやってるデーラーさんとか、Mr.マソックかセ口とか、神様とか、そういうところで紋切りにコトを進めていただくのがイイと思います。

そうでない我等は、我等が持っている知識を駆使して、コトに臨むんです。
我等を信用してお任せいただけた、お客様のために。

やったことあるもの、お約束、そういった類なら、容易に紋切りにいつものパターンでコトが済みますね。それは経験則の蓄積の量の問題。

そうでないモノの場合、滅多にやらない作業の場合・・・

いかんせん、どうしても、為す術無く、やったことないもの、やってみないとワカラナイものは、ドンブリにならざるを得ない。
だって壊れたってのが、そもそも、人間の英知を越えた事象なんだから。
誰も壊れる前提でモノ作って売ってる訳じゃない。全てがイレギュラーに起こったことなんだから。

それが自動車整備というもので・・・

しかし、我等、折角のクルマヤだ。
あいつらの化けの皮を剥がしにいくってことをなぁ、さっき自問自答の末結論した。

いや、相当前から自己批判の末総括しましたがね。

だから、テスターやらなんやら、それ相応、及べる出来る範囲での設備投資は、します、というか、せざるを得ない。その分コストは掛かるが、そのコストは過去弊店で車を買っていただいた、今後買っていただく方から頂く頂いた利益で賄う。
釣った魚に餌やれない、売った車世話できない、そんなフザケた態度で業を為すほど、心臓強くないのでね。
(それ以外の方は応相談でね♪地獄の沙汰も金次第、ウフッ♪)

だが、いかんせん、その経験則、道具、それらだけでコトを済ませれると思っちゃいけない。
(別の考え方で行けば、そゆののみでコトが済むなら、さほど困ることはないわけで・・・)


Technical Data / Autodata

シチムヅカシイ本も要りますよ。

どうでもイイ(イヤ、ヨクナイ)、花粉フィルターの位置とかから、色々いろんな車の、知らなくても普通困らないことが載ってる本。

何が必要って・・・


こういう、普通のヒトにとっては、イミフな数字の羅列。コレが必要な場合もあるんです。

“えー?そんなことも知らないのぉ?”
“見ればわかるし、知らないでも困らないがな。我等、もっと別のこと、あなたが知らなくてもいいことを知ってないと仕事進まないんですけど。”

なんですけど、調べないとワカラナイので。
閻魔帳を買った、みたいなもんです。

閻魔帳に記載されてること、それが共通言語。共通言語を理解してないと、結果には永遠に辿り着けないんです。

こういうのを基にして、粛々と仕事進めて行きますので。
何卒で御座いますです。

あ、同業者個人ユーザーネ申様イム様問わず、見せてくれC0PYさせてくれとか、そういうの、一切お断りしてますので。必要なら買えばいいと思う。レアものじゃない、銭払えば買える割とそこいらで売ってます買えば済みますので、そちらでドゾ。
ですが、私共では売ってません。使ってるだけです。アシカラズ。

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2 Responses to “données techniques | Autodata”

  1. シバッチRS より:

    確かに「長年の勘」だけでコトが収束するものなんて現代社会では
    伝統工芸品くらいでしか成立しませんよね。
    それこそ、熾烈な競争社会ゆえメーカー別のブラックボックス的な
    ノウハウは、どんどんプロダクトキーに近いシークレット具合で
    自分たちの側にしか「解答集」を用意していないのかと思っていました。

    • エェエェ。
      でも、これですら全てではないし、それらがあればなんでも桶!ってほど奇怪な機械は甘くないんですよねぇ・・・
      結局は、経験則だと思う。

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