キャトルミューティレーション(quatre mutilation)とは、オーナーによるによるルノーキャトル、主にGTLの虐殺事件のこと。自動車業者がこれに便乗し、フルレストアとでっち上げ車輌代金のだまし取りを試みたことで社会的な不安を煽り、市場価格が不安定な状態へと発展した。自動車屋は事実を否定している。
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1 虐殺されるキャトル
2 事件の真相
2.1 自動車屋の極秘作戦
2.2 エセ自動車業者の狂言
2.3 交錯する思惑
2.4 拡散する被害
3 極秘資料
4 推測
5 関連項目
虐殺されるキャトル
1960年頃より、ルノーのキャトルは大衆実用車として量産された。キャトルには以下の特徴があった。
小ガワイイ内外装。
必要最小限の動力性能。
耐久性の高いメカニズム。
その筋をきちっと押さえていけば、経済性に優れる維持管理。
だが、そこから数十年を経て、現存するキャトルを安価に買って陵辱して虐殺する事象が多発している。
内外装のみそれなりに仕上げてあればまだいいが、基本そのまま使いっぱなし。
動力性能にすら難がある。
というか、それ乗ってキャトル語られちゃうと、本気で乗ってる人が呆れる。
耐久性が高いからってなーもせんで済むモノではなく、そこにかこつけてホントになーもしてない。
結果、同時多発テロ絶賛勃発中の状態に陥り、収拾収束を目指しての努力する気すら失せてしまう。
その異常性から、カッコダケ説、ボッタクリ説、小金持ちの道楽説、買うだけなら誰でもできる説などが噂されたが、いずれも確証を得られていない。
事件の真相
新車生産から数十年経過していて、経年による各部の劣化消耗劣化も相応に進み、一部の好事家の大切に維持管理していた個体を除く、テキトーに乗っていた個体をそのまま譲渡購入した新オーナーのうち多くが、同じくテキトーに乗る。それを繰り返していくうちに、為すべきことをしないまま、8月末夏休み最終日の小学生のような状態に陥り、全部こなすと余裕で車買えますな状況に途方に暮れて、その実情を知らない人にそのまま譲渡して、また途方に暮れて、最後はキャトル自体を潰す結果に至る。
自動車屋の極秘作戦
様々な方策、純正部品社外部品を使い分け、鈑金塗装屋、内装屋さんに、”本気?”と言われながらも、それ相応に仕上げてキャトルの延命に努めるが、それら方策はそれ相応のコストが掛かり、車輌の販売価格にも反映せざるを得ない上に、心ないオーナーからは、、”高い”の”ぼったくり”の揶揄されて、結果成功に至る事例が少ない。
エセ自動車業者の狂言
昨今の技術の進歩等を用いて、みてくれのみなんとなく小綺麗にして、”レストア済み”等の謳い文句で、それ相応の価格で提示して売ってしまう。が、機関系等は、”動けばイイでしょ?”程度の仕上がりでヨシで、キャトルを熟知している方からすると、”よー乗っとりゃーすな”、な場合がある。
交錯する思惑
この場合、車輌の確保に多大なコストを強いられてる場合が多く、その現実を指摘したところで、それに挑もうという経済力をオーナーが有してない場合もあり、結果、見てくれは綺麗かそれなりだが、それ以外はやっぱし8月末の小学生状態に陥る。
カッコダケで足を踏み入れた思惑に反し、カッコダケではよー乗れないというアンビバレンスに陥り、諦めて近場の足にしかせず、結果現状維持のみに終始し、また宿題をため込む結果に陥る。
また、安く買いたいという消費者心理と、それ相応の仕事したのだから相応の値付けしたいという、オーナー/売る側の思惑が相反する。安価で売ってる:手が入ってない、という現実は理解されずに、安価で買えることをよしとしているきらいが、この交錯の起因でもある。
拡散する被害
そういったキャトルが、写真のみで売買されてみたり、車屋の根拠ない口八丁手八丁に乗せられてみたりで、本来のクルマのクオリティとは関係ない、あくまで見てくれだけのことで流通し、末端の新オーナーがイイカンジに、ロクでもないキャトルを掴んでしまうという被害が多発する。
極秘資料
見た感じ小綺麗だが、機関系どぉかなぁ?という個体を他某所で購入して、**をxxしたいんだがと持ち込まれる場合に、各部眺めて、で、いくらで買ったの?って訊くと驚愕して、そりゃ買ったトコに相談しなさいな、と言わざるを得ない案件が多t・・・あ、なにすんのやめr
推測
カッコダケでモノ選ぶ、そこがまずの間違いで、カッコが古くさければ機関も旧いのよ、チョーク使えないとエンジンすら掛けられない、数十年前の機械だから全てを完璧にしてもその程度な訳だし、まぁこの辺は許容範囲だろうと思っても、その許容範囲の閾値を広く低く設定すれば、なにもしなくても”こういうもんです”の名言が成立する。そこにかこつけて、売ってしまおうという輩もいれば、その本質を見抜けない購入者も居る。信用できる真実を熟知して広言する車屋に対しては。”怪しい”、”高い”などと揶揄して聞く耳を持たない。
結局、不当な値付けのものを除けば、高い:それ相応手が入ってる、の公式は不変の筈だが、それがやえもして見てくれや色に偏重して、それがクルマの本質には実は大した問題じゃないという現実を理解しようとしない。
じゃあそういう要件を踏まえた上で、納得できるキャトルを作ったとしても、高いと言われて誰も買わず、安いテキトーなもののみ流通していく。
その現実をわからせようと車屋が努力していればいいが、今現在斜陽産業たる中古車販売業、基本売ったらあとのことはシラヌ!ましてや遠方なんかなんともできんしー、がまかり通っている現状では、車屋が努力しても基本疑って掛かられるのみで意味がない。
ので、被害の拡大は防ぎようがないと思われる。
{追加事項}
◆ ロワ/アッパーアームボールジョイント、摩耗破損があっても、ブーツのみカッコだけ取り繕って、コーナーで横っ飛びするのを、”こういうもんです”という常套文句で納めてしまう。
◆ カッコだけで乗ってるモノだから、オイル交換どころか、クーラントも換えて貰えない。挙げ句の果てレギュラーガソリンで乗られて、冷却系詰まりまくりノッキング高らかで、動けばいいやという雰囲気バリバリな個体もいる。
◆ テキトーに磨けばクルマなんかそれ相応綺麗にみえてしまう。それを写真に撮ればすっごい美車にみえてしまう。で、乗り出して数か月して、ワックスっ気抜けてくると、悲惨な艶消し状態と、修整塗装の痕跡が現れて、値切り倒した鈑金塗装の痕丸見えになってしまう。
◆ 全塗装済みと謳われていても、下をちゃんとせずそのままペロッと塗って、人目を惹く色に表っ面だけ塗ってあって、その品質たるや悲惨、だが遠目に見るとか写真で見ればちょっと綺麗にみえる、という個体もある。
関連項目
・・・もうつかれたので、やめます。
出典は、ココ。