トランスミッションオイル
YACCO BVX-600【100%半化学合成】 2L ボトル
- SAE 75W-90
- API GL-5
- ZF TE-ML 07 A / 17 B
鉱物油50%、化学合成50%の比率で構成した、本当の意味での半化学合成(パーフェクト半合成)GEARオイル。
フリクションロスを抑えギヤーシフトの滑らかさ、強い油膜を保持し、低温から高温の安定性は定評があります。
強い極圧に耐えるギヤーオイルです。
そのシフトパターンって、RENAULTだろう!
というルノヲタらしいツッコミをしてみました
悩ましいのが、”100% Semi-Synthese”の記述。直訳すれば100パーセント半化学合成。まちがいじゃないはず。でも、なんかわかりづらい。まぁ、半合成なのであろうと。
と勝手に解釈しようかと思ったら、万和商事さんのHPに記述がありました。
はーなるほど、、、難しい世界だ。
つーか、その、ヒトの言うこと聞かないとか、自分のトコの評価は自分でするとか、ある意味独善とも取れる姿勢って、すんげぃくフランス人ではなかろうか?(暴言?)
さてさて・・・
この上はもう既にレーシングスペック的なBVX-1000になり、下はBVX-R200になる。(LSD車用のBVX LS200は敢えて除外。だってLSD入ってる車あんまし居ないし。)
BVX-R200は各自動車メーカーの認証を受けているミッションオイル。こっちもいいかななと思いつつ、実はBVX-600と価格的に大差がない。ので、じゃあBVX-600でいいか、みたいな価格に左右される日本人的判断基準。(自爆)
は冗談で、数百円の違いならイイ方使っておきましょうか、からの試験導入に踏み切ったのですが・・・
想像以上に、ヨイ気がする。
トランスミッションは、大概的に言えば、シンクロと呼ばれる部品で回転を合わせてギアを噛みやすくしてるわけです。
(バックにはシンクロがないので、クルマが動いてるときにバックに入れるとガリッとギア鳴りします。まぁバックギアは構造から違うので、唸り音もしますが・・・)
それをトランスミッションオイルで潤滑しているわけですから、滑らせつつ噛ませるという、お役目かなり難しい仕事、ではあります。LSDなんか入ってるとまたタイヘン。
YACCO BVX-600、言うならば古典的なミッションオイルな気がします。
なので、丁寧にシフトすると、なんとなく、シンクロが噛んでギアが噛むのが感触としてわかりやすい。(や、もちろん、シフトリンクがロッドかワイヤーかで違いますよ。ロッドの方がわかりやすいんですが・・・)
シフトレバーの先の感触が分かりやすいというか、でもそれによって渋く思えるほどでもなく。丁度いい。
逆に今時のミッションオイルは、添加剤・極圧剤で、その感触を曖昧にして、その感触を曖昧にしてシフトフィールがいいような感じに演出してるような気がしないでもない。
なにせトランスミッションオイル、ミッションケースのなかでかき回されてるだけの存在なので、感触はあくまで客観性に欠ける”個人の主観”に依る部分が多いのですが・・・
YACCO BVX-600は、こう、だから、演出せずに、”油としていい仕事している”気がする。
これで感触を体感しながら乗る、イコール、シンクロに負担をかけずに乗る、結果、シフトチェンジが上手になる、みたいな。(笑)
100% SEMI-SYNTHESIS OIL FOR MANUAL TRANSMISSIONS AND DRIVE AXLES FOR RECENT PASSENGER CARS WHERE SAE 75W-90 AND SAE 80W-90 GRADES ARE RECOMMENDED BY THE MANUFACTURER. PARTICULARLY RECOMMENDED FOR GEARBOXES WITH DIFFICULT GEAR SHIFTING AT LOW TEMPERATURE AND FOR STRESSED TRANSMISSIO UNITS.
と、ボトルの裏に書いてある。稚拙な英語力で和訳すると・・・
自動車メーカーがSAE 75W-90又はSAE 80W-90を推奨する、最近の乗用車のマニュアルトランスミッションとドライブアクスル用100%セミ合成オイル。低温時のシフトチェンジに難があったり、ストレスの掛かったトランスミッションに特に推奨します。
なるほど、オールマイティーに使えますね。
75W-90,80W-90に使えると言うことは、PSA(PEUGEOT/CITROEN)系の、オイルによる差が出やすくすぐ低いギアの入りが悪くなったりシンクロ効いてない感触が出たりするクルマにもいいわけで。
と、RENAULTの妙にイイオイル奢るとかえって冷間時に1速2速入りにくい気がする奴にもイけます。
油としての性能がわかりやすいので、難があったり距離乗ってたりするクルマのミッションの現況を把握するのに、いいなぁ。
多分、コレでイマイチなら何してもイマイチ、あとは開けるだけ、かも。
実際、原因不明な唸り音がするらしいミッションが、オイルをBVX-600に換えたら症状出なくなった様子。
3速シンクロが傷み気味なクルマは、かなり改善しました。
↑治りはしません。汁物(油類)じゃあ、メカ的に傷んだモノの感触が軽減はすれど治りません。ゴムとかシール類はまた別ですけどね。
で、使ってみた結果・・・
スタンダードなミッションオイルとして、使えます。
ということで、常時在庫決定しました。
なので、ミッションオイル交換をご用命の際はこれになりますので、何卒宜しくお願いいたします。
なかなか距離もあるしお越し頂きにくい場合は、通販も承りますので是非何卒です。
お、これで行きますか??
そうさせていただきますー。