plipとは、キーレスエントリーの意。
80年代後半から、各車に標準化されてきたキーレスエントリー。
当初は赤外線で車内の受信部を狙ってボタンを押すことで解錠施錠していたものが、最近は電波式となり、鍵がポケットの中にいても解錠施錠ができるものが一般化してきました。
が、こと、大して売れないラテン車の悲喜交々がココにも・・・
日本には、日本特有の”電波法”なる法が存在していて、このキーレスエントリー、使用する周波数によっては、電波出力を制限されているようです。狭い島国だからしょうがない、ノカ?
(ちなみに、iPod等で使うFMモジュレーターもこの電波法の管轄です。なので、そりゃ音質や到達距離に難があっても、発信部の位置によって性能に差が出ても、そりゃ致し方なし。ましてやFM電波だし。)
ですので、一部の車では、意識的に電波出力を弱めて、法に合致させています。場合によっては、どう見ても社外品!に換装して標準装備ないしはオプションとしている車種も居ます。
(最近のは帰省緩和かなんかで、実用に耐えるのが多いです。なんともならずに使用できないようにしてるのも居ます。)
その結果、間近で操作してやっと、なモノも存在します。
個体差がだいぶあるので一概に言えませんが、モノによってはほんとに実用上どうよ?なものも存在します。
挙げ句の果て、防犯のために左にしか鍵穴がなく、でも、右ハンドル化したときに鍵穴は右に移してもらえずに、いざキーレス!開かねぇ!で左ドアに鍵穴刺してドア開けて集中ドアロック操作して右から乗る!・・・というのもあり得る体たらく。
(世間では右ハンドルがマイノリティなのは受け入れざるを得ない事実なので、しょうがないですね。ガンバッテクルマカエバ、ナントカナルカモネ。)
向かって右が、某社純正キーレスエントリー発信部。部品取りから取ってきて四の五の研究に使ったモノです。結果、実用に耐える性能をこれで為し得るのは、無理と判断。
左が私どもがよく使っているキーレスエントリーの発信部。こっちは到達距離も充分、純正品を四の五のするより、換えちゃった方がいいかってくらい安価。
右のはボタン一つ。施錠してるときに押すと解錠、解錠時はVice versa.Et C’est Tout.(And That’s All.)ソイデオシマイ。
左のは、上の大きいキーが施錠、真ん中小さいキーはロケーター(広大な駐車場でコレ押すと、車のポジションランプ又はハザードが一定時間点滅して”ここだよ”よ言ってくれる)、で、小さいキー一番下が施錠。
かつ、解錠施錠時にアンサーバックポジションランプ又はハザードが点滅する)機能付き。
をお、多機能!こりゃいいや!
閉めるキーと開けるキーが大きさと位置を変えてある。これが実は重要。見ないでもポケットの中でも操作できる。同じ大きさで横並びだったりすると、あれ?どっちがどっち?と悩むので、脳味噌シンプルな私には前者の方が向いている。
発信部の大きさも重要。常に持っ歩く(持って歩くの三河弁(多分)。発音は”もったるく”)わけだから、キーホルダーの如く存在を主張されても困るので、Optimized なSizeは重要。
と、日々使うので、輪っか取っつけるとこも丈夫くなきゃ困ります。
そうやって考えてみると、これ、よくできてるでしょ?
でも問題は・・・
そう、機能差。どのキーをどの機能に割り振るか、割り振れるかが車の機能に依存する。
1つのキーの機能を2つに割り振れるのか否か。車側が開けるキーと閉めるキーが独立してるか否か・・・
おなじく、ハザード連動ポジション連動も、車に依ります。なので、アンサーバックがハザードが可能なクルマもあり、不可能なのもあり、代替でポジションランプを使えるのもあり、多種多様です。
まぁ、そんな瑣末なことより実の機能を取りましょうか。
数メートル先から開け閉めできないと、今時の電波式キーレスエントリーの意味ナイですから。
あ、一応、純正キーレスを復活できないか?的なご相談を頂きますが、上記熟読の上、状況をご賢察の上、At Your Own Riskで臨んでくださいぃ。職務上それを受託するとか方法を公開するとか、ドウナンデショ?なので。とかいいながら、販売車輌はねぇ、出来る限り、ねぇ、うん。まぁ、ご賢察ください。
2組(正キーとスペアキー分)欲しいです。
ありがとうございます。
別便でご案内差し上げます。
純正の1ボタンON/OFFに辟易しておりました。
お幾らでございますか?
あーごめんなさい!
多忙(?)にかまけて見落としてました。
別便でご案内差し上げます。