こういうこと、実はよくあります。
ランチア デルタ2を構っていた時、はっと気づくとオートエアコンのコントロールパネルが動いていない。
当然、エアコンは全く動作しない。
うーん、これから暑くなるのになぁ、なにがイったんかなぁ、と思いながら、当然のことながら原因が確定できないと対策のしようがない。
よって、バラす。灰皿あたりから順番に上へ向かって。で、エアコンのパネルに辿り着く。
接触不良じゃなさげだしなぁ・・・でも全く電源入らないってコトは、電源供給系のなんかなんだろうなぁ・・・
えぇい、バラすか!
普通は、ここまでバラしません。もしここで原因が発覚したとして、対策したとしてもそれ自身の信頼性を考えると、換えた方が確実。ばらす過程でとどめ刺しちゃうこともしばしばだし。
でも、ことデルタ2,こんな稀少車のエアコンパネル、絶対国内在庫なんかないし、きっと安くない。ですので、挑む挑む。 ダメ元で。
基盤眺めても、イタ車的にはこんなモンでしょう。ハンダ剥がれ割れらしきモノは見あたらず。
はてなんでだろうなぁ・・・ヤヤコシいとこイってんのかなぁ、なんともならんか・・・
半分諦め気味に車へ戻って各部眺めてたら・・・
ルームランプ灯いてねぇ!時計が止まってる!
ヒューズ見たら・・・バックアップ用のヒューズがトんでやがる。
サンルーフのスイッチをお客さんと世間話しながら構ってたときにトばしちゃったみたい。
ヒューズ換えたら、エアコンのパネルも動いた。 はぁよかった。
いや、よかねぇ!ここまでに悩んだ私の3時間!どうしてくれる!(爆)
アワーレート6千円としたって、1.8万円!がヒューズ交換?人件費すらでねぇ!
でも、こういうのって、割とあります。コトを大袈裟に捉え過ぎちゃった、ってヤツ。
ことイタフラ業界、何一つとして信用できないので・・・(笑)