RENO blog

ラテン車特有の無塗装バンパー､あの風合いをいかに維持するか･･･

いや､塗っちゃえばいいんですよ｡綺麗になる｡
ボディ同色で♪なんて日本人的なことは､お好みです｡
仕事的商売的には否定しませんが､心情的に否定します｡
弊店的には､艶消し黒に塗っちゃうのをお勧めしますよ｡意外とすんげぃく綺麗になるので｡

と､そこまで予算がない場合のお話が以下から始まりますよ｡

さて､仏車､イタ車でもいますが､の無塗装バンパー､通称無塗装梨地といいますが､あの風合いをいかに維持するか､に皆さんいろんな方法を試されていることかと思います｡
自然な”ヤレ感”が好きという方も見えますが･･･ワックスの滓がこびりついてムラムラになってるのは､あんまし頂けませんよねぇ｡言い逃れにしか聞こえない見えない気がしますし｡

私どもがそういったクルマが入庫してきた場合･･･

• 日本の誇る強力洗剤(笑)､マジックリン､ないしは近似の洗剤等を使用して､堅めのブラシでねちねちこする｡
• 乾いた後､それでも残った部分をまた堅めのブラシでこする｡

で､概ね綺麗にします｡堅めのブラシ､洗剤､あとは根気勝負｡(笑)

ワックスの残り滓は､概ね､乾いて粉状になったワックスがバンパーの梨地面の隙間に入り込んで､固体化してるのが殆どなので､それをいかに除去するか､で､洗剤とブラシの登場となります｡
ブラシは､100円ショップでよく金属ブラシと一緒に売ってるやつ､あれが経験則ではベストです｡金属ブラシは､叩くようにして使うとイイカンジにキレイになります｡(やりすぎるとキズになります｡なってもそれはやった人の責任ですので､要注意｡)

で､仕上げた後､そのまま独特な風合いを堪能するもよし､それ以上に綺麗にしたい､また､綺麗な状態を持続させたい､という方には･･･

F.A.B.ハイパーコートをお勧めし･･･

てたんですが･･･残念ながら､販売を終了しました｡若干数だけ不定期的に再生産してます｡ある時にしか買えないのである時に買っておいてください｡無いときに欲しがられても困るしかできないです｡
メーカーさん曰く､想定してた個数売れないうちに原材料が劣化しちゃって割に合わない､そうな｡
よかったんだけどなー､みんな買ってくれてれば続いたんだろうにネー･･･ｶﾜﾅｲｶﾗﾅｰ｡

で､その代わりに､WAKO’s SUPER HARDを使うことにしました｡
やっぱ大手には勝てないか･･･

しかしこのパッケージのデザインってナントカならないかい?というか､独自の芸風を確立してますよね､ワコーズさん｡

WAKO’s SH-R スーパーハード

未塗装樹脂用耐久コート剤

耐熱･耐久･撥水性を兼ね備えた硬質皮膜の樹脂用コーティング剤です｡従来のつや出し剤と違い､主成分である珪素化合物が､あらゆる未塗装の樹脂表面にガラス状の硬質皮膜を形成し､色あせた樹脂も新品同様に蘇らせます｡

※塗布後24時間は雨や水がかからないように注意してください｡

だそうな｡(相も変わらず能書きは丸写し｡)

用法は至極簡単｡上述のようにまずはバンパーを綺麗にして油分をできる限り取り除いてください｡クレポ@メイトとかバン@ーケアみたいな油っ気は､定着を妨げますので｡その後､現品を､付属のスポンジにちょっとつけて､ひたすらバンパーに擦り込みます｡
一通り終わったら､24時間以上放置してください｡24時間で概ね定着します｡水分は避けてください｡
7日くらいで完全定着します｡

Please Note:
作業工程中に後悔します｡これ､途中で止めれません｡施工済み部と未施工部との差がありすぎです｡また､たとえばサイドモールだけとか､一部だけってのもどうか?と思います｡というくらい､黒艶が戻ってきます｡時間と根気に余裕があるときに臨んでください｡

あとは”でーらい”長持ちします｡相当期間黒艶そのままです｡特筆すべき耐久性｡多分､1年は保つと思います｡
ここまでやっとけば､もういいや､だと思います｡

では､For Example…
ルノー トゥインゴのリアバンパーが､これだ｡

1,2,3.(J.B.風の叫びで読む｡ピストルバルブじゃﾀﾞﾒ｡)

言うまでもないが､右が施工中､左が未施工｡
ほーら､途中で止められなくなるでしょぉ?

他のものもいろいろ試しました｡ク@ポリ@イトとか､オート@リム･バンパー@アとか･･･同業他製品は多々あれど､どれも､一時的とか数ヶ月のみの効能で､結局再加工というか再塗布が必要｡そう､ソノ手のは､定着するものでなく､あくまで塗ってるだけ乗ってるだけで･･･まぁ､安価いからソレでいいんでしょうが･･･

多少高価でも､定着するものって観点で､今のところ私たちがさんざ試した結果では､F.A.B.ハイパーコートを除けば､このワコーズのスーパーハードが現況ベスト!かと思います｡
どうぞご参考下さい｡

上記が参考になって､ご入り用な方は､こちらよりご相談下さい｡
他で買う方はﾜｼｬｼﾗﾝ｡

追伸:よくコレをヘッドライトに使えるかどうかググってココに辿り着く方が見えるご様子ですが､私は知りません｡使いません｡多分メーカーも言ってないんじゃないかな?なので､あなたが試してみて､結果をネットに書くと､同じコトをググってる方が助かるんじゃないですか?
ってったって､このエントリ相当数ヒットあるのに､誰も弊店で買ってない辺りが､失笑しか買いませんね｡いらっしゃいませ見てるだけの皆様♪

This entry was posted on 日曜日, 3月 30th, 2008 at and is filed under huile, additif et chimique. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.