extincteur d’incendie | BLOCK SHOT

いわゆる、消火具。

クルマって、冷静に考えてみると、可燃物である燃料を車載して、それを電気で着火して焚いて走ってる。
希硫酸に鉛を沈めて、電気を蓄えてる、バッテリーを車載してる。その性格上、水素ガスが発生したりする。そこに火花が飛べば爆発する。
ブレーキは、場合によっては到底手で触れれないくらいの熱を持つ。
排気系、触媒、マフラーも同じく。枯れ草等あったら火が点いてもおかしくないかも。
(だから大昔は、お上より、排気温度警告灯なる面妖な装備をツケナサイと、強いられていたんですよ。)

そう、燃えそうな要件をカナーリ満たしてるんです。
でもそうそうカンタンに燃えられちゃ困るので、内装とか、難燃材を使いなさいとメーカーに指示を出して、保安基準を定めて型式認定してたりして、その製品を使用するユーザーには相応の保守管理をしなさいってコトで、車検って制度があるんですけどね。
はいそこ、金掛かるとか下賤な理由で、蔑ろにしてませんか?

で、欧州では(国によるラシイですが)、消火具の車載を義務づけてるところもある。
(並行車で積まさって来る場合もある。その場合、ヒジョーにヤヤコスィコトになるので、メンドイ。圧力容器は通関前に廃棄せねばならんのです。中になんかイイモノが入ってても、開封して確認のしようがないから、ラシク。)

だが、極東の島国であるココ日本では、消火具の車載は義務ではない。というか、そもそも、そういう知識がないので、車載してるヒトは希。

だからって、車載しちゃイカン訳ではないので・・・積んでおけば役に立つこともあるかもしれぬ。
本気で峠やサーキットを走ってる人は、既に車載してることだと思います。
(積んでたらカナーリ本気だと思っていいんじゃないかと。)

だが問題は、その消火具の種類。

いわゆる粉末や泡の消火具が、社会一般的なので、多いんですが、これがまた、クルマに使うと、収拾がつかないことになる。あの粉末、洗っても落ちないとか、毒性腐食性があったり(ないのもあるらしいけど)で、掃除しようのない復旧のしようがない、しょうがない大惨事に陥ることもある。
(まぁ燃えた時点で大惨事ですけどね。この場合の消火具は、被害を拡散しないため、なので。盗難車が車内に消火剤ブチマケられるのは、イヤガラセと、指紋採取出来なくするためらしいですが。)
で、車載専用の消火具は、過去、それ相応の価格していて、そうそうヲイソレチョーダイ♪って言いにくいものが多かった。

まぁもちろん、自車の火災の場合もある、偶々火災現場に居合わせた際にも、役に立ちますしね。なければ狼狽するしか手はないんですけども。

のですが・・・

BLOCK SHOTという、スプレー式簡易消火具があります。

IMG_0113

ブロックショット、いわゆる缶スプレーの形をしていて、中に、自然分解性の水に近い液体の消火剤が充填されている。なので、使用後の後始末も容易。
で、消火剤と圧縮空気が別になっているため、再充填が不要。長期保管に耐える。(缶が腐蝕したら交換ですが。)
縦横斜めどの角度からも噴射可能。焦ってても出るものは出る。
と同時に、-5℃から100℃までの環境で使用できる。
車載にもってこいじゃないか!(とはいえ、極東の島国の直射日光に晒されるってのは、ドーカと思いますけどね。圧力容器なので。)

で、言うほど高くない。紙幣三枚でお釣りが出ます。
ご希望であれば、コイン数個で、車載用ホルダーも別売されている。(ご自身で工夫される方には不要でしょうが。)

これくらいなら、1台に1本、車載しておいてもいいんじゃないかなぁ?イザって時に役立つよ?

と思うのですよ。

で、じゃあ、いわゆる、走行会とか、レースとかの場合・・・
1.5Kg以上の薬剤、が入ってないとイカンらしく、粉末又は泡が推奨らしく・・・じゃあブロックショットは、チト(カナーリ)小さい340g・・・
その他規格は、すいません私詳しくないので・・・有識者の見解を待ちます。お急ぎの方は、各サーキット及び主催者にご確認の上、ご検討下さい。
公道上では規格とか不要なので、あんま真剣に調べてないという体たらく。(フィードバックがあると助かるなぁ。←他力本願)

ともあれ、ご希望でしたら、こちらをご参照の上、こちらからご相談くださいねぇ。
問屋さんの取り扱い終了、弊店在庫完売を以て、取り扱い終了しました。

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