樹脂梨地バンパーとの営み。
ラテン車、特に実用車に多用されている、樹脂梨地バンパー。
あれがいい味出してるんですが、いかんせん・・・
樹脂なので、経年劣化で白っぽくなってきちゃう。
日本人的にはあれが許せない、らしく。
(程度問題だとは思うのですが。)
で、皆様いろんな方法を使ってその対策を講じるわけです。
油っぽいモノ塗ってみたり、粘度が高くて流れ落ちにくいモノを使ってみたり。
だが、その手のはどれも、耐候性が高いとは言えません。
で、和光ケミカルのスーパーハード、という手があります。
これは優に1年以上保つかなぁ?結構お勧めです。
もっとイイモノはないの?という場合に・・・
って商品が、ありました。
粘度の高い透明の液体で、乾くと樹脂表面にくっつく習性(?)があります。
バンパーを綺麗に掃除しておいて(上述の油っ気等はできるだけ取り除いて、埃ゴミ等も除去しておいた方がいい。)、当該商品を、気長に擦り込み延ばし拡げていく。
現液自体は粘性を持った液体なので、ちょっとだけでかなりの範囲へ伸びます。厚塗りしてもムラになるだけなので、ひたすら広げて広げて伸ばしてください。ねちねち伸ばせば自然な風合い、適当なところで止めるとテカテカな風合いになります。
貧乏症なくらい広い範囲へ薄くのばすのが肝。その方が自然な風合いになります。厚めに残しておくと、テカテカな風合いになりますので・・・(お好みならそれもイイカモですが・・・)
小瓶の150mlで相当な広範囲の施工が可能です。
ルノーカングー1のドアミラー、樹脂の材質の問題か、表面が風化してきます。いや、文字通り風化。上の面がポロポロ崩れてきます。
そういった場合は、水と洗剤でガツガツ洗って、固めのブラシ等で風化した部分を剥ぎ取ります。で、拭いて乾かす。その後に、ねちねちと擦り込む。気持ち厚塗りする位の気分で。目留めするみたいな感じ。
もちろん、元来の質感までは復活はしませんが、なんとなく見れるようになるかも。(根気は要ります。根本的にナントカするには、皆様イヤでしょうが、換えるか塗るかが必須です。が、小銭でなんとなく観れるようにな要望なら、試してみてもいいんじゃないかな?(At Your Own Riskで。))
ここまでなる前にHyperCoatで処理しておけば、風化を最小限に食い止められるらしい。やっとけばよかったねぃ。
で、終了。ある意味、お手軽。
耐候性は特筆モノ、優に1年以上、3年くらいは再施工不要かな?
というくらいの商品だったんですが・・・
いかんせん製品の性質上、放置しておくと固まってしまう。なので、在庫が難しい。
小売店ですらそうなんだから、メーカーさんなんか、1回作ると速攻売り切らないと固まっちゃって廃棄、ムダ、ロスになっちゃう。小ロットで作るにも、その度にロスが出る。
一般ユーザーさんに於かれましては、入手したら出来るだけ早く使い切ってください。中途半端に残った場合は、ビニール袋等で密閉して冷暗所に保管しても、ボトル内の空気と反応して固まりだして使えなくなります。基本、使いさしは後日には使えない可能性が高いです。
安価で提供できるよう、必要最小限の汎用ボトルを使って、コストダウンを図った結果のこの値段!だったんですけども、安価なのが徒となって・・・
(専用密閉容器とか作れば、いいのかもしらんですが、そんなことしてると売価に跳ね返ってくるので・・・)
思ったより売れない。
で、メーカーさんが販売を中止して、久しかったんです。
が、今回、1回のみ、再生産される運びとなりました。当面の間、供給はされますが、タイムリーには来ません。原材料の現在庫限り、不定期に生産供給してくれるらしいです。
当方では相応個数確保しておきます。が、手に入るウチは手に入ります。なくなるまでは手に入ります。なくなったら発注して入荷したら手に入ります。
なくなったら、またしばらく販売が中止になります。手に入りません。そうなってからシノゴノ言われても、私共は困るしかできません。
という逸品です。
あるうちにお早めにどうぞ。こちらからご注文いただければ、手っ取り早いかと。
以前パンダ1100CLXFIREに乗っていました。
オートグリムの「バンパーケア」というへへ車の
LHMみたいな色のアブラを表面に塗っていました。
「持ち」はサイアクで、洗車すると落ちてしまうので
ヒマさえあればスポンジ片手に塗り込んでいました。
SOFT99[ナノハード」というシリコン系界面活性剤も
結構良いです。クリオ2のサイドモールに塗っていました。
当時アレはアレで画期的だったんですよぅ。(汗)