イマドキのクルマはこういうのがないと太刀打ちできない・・・ことはないけど、タイヘン。
最近のクルマは、電気仕掛けもエライコッチャになってきて、車内にCanBusやなんやら、高級車なんか光ファイバーが車内に敷設してあって、いわゆる車内LANになっとったり・・・
そう、今時のクルマって殆ど電気仕掛けです。”あぁ電装品が・・・”とか言われると、殆ど電装品ジャンって率直に思っちゃうくらい。
そういうトコに、ナンカ起こって、ナントカせねばなバヤイ、そんなんに太刀打ちせなあかんわけで・・・
すなわち、その電装品のご機嫌伺いする場合・・・
電気が流れてるかどうか、くらいのことなら、彼らのジェスチャーとかそういうので、なんとなく言うことは判る。その言いたいことを汲んでやって、真っ当に動くように仕向けてあげる、それが直すという行為わけですが・・・
それが複雑怪奇になってくると、ジェスチャーで示してくれなくなる。
その結果が、なんか調子悪いとか、なんか警告灯が点く、になるわけで・・・
要は、すっごい分かりやすく言うと、現代の機械と私たちの間に、共通のコトバがないのです。
結果こうなる。じゃあその原因はこれだね、ってのが割とシンプルで、機械とヒトが会話できてたのが一昔前のクルマ。
今のクルマは、結果こうなる、でも彼らが何を考えてそうしてるのかがワカラナイ、ってなっちゃう。
その、BusやらLANやらに流れてる情報を、ヒトがわかるように翻訳するInterpreter(翻訳コンニャクちがう翻訳機)が、テスターであって・・・
その結果はその結果のみで、例えば、”エアバッグの警告灯が点く”のが結果。
その原因は多岐考えられる。
さぁどこを疑ってかかるか・・・
機械と人間、共通の言語がないから。
共通語がないと1つずつ潰していかないとイカンわけで。際限ない話になっていく。
しょうがないから、インタープリター(翻訳機)が必要になる。いわゆる翻訳こんにゃく。
その翻訳こんにゃく、テスターがあることで、共通の言語を得ることが出来て、若干彼らの言わんとしてる、思ってることが垣間見えるわけで・・・
それによって工数が短縮できることも事実です。
ひと昔なら、”エアバッグの警告灯が点く”、これ一つ解決するのに・・・
運転席か助手席かサイドかそれ以外のエアバッグに至る線、大抵のクルマが同じ回路にシートベルトプリテンショナーも含む、各々その本体、いずれかに何が起こっているのか?各コネクターの接触不良、本体、あれを疑い、どれを疑い、それを疑い、弄ってみて、換えてみて、結果を見る。どれかがいくつかがが問題を抱えていれば、警告灯はつくので・・・
であったのが・・・
今や、エアバッグの警告灯がついている車にテスターを繋ぐと、テスターが、”助手席プリテンショナー断線”とか言ってくれる。洒落てるクルマだとそこに”Active(症状現在進行中)”とか、”Memory(過去症状記録アリ)”とか言ってくれる。
車側が言ってくれるモノだから、そこから疑いだせばよい。そっから弄ってみて換えてみて、結果を見る。
疑って掛かる先を確定しやすいわけで・・・スムーズに仕事を進めることが出来る。
なので、あると便利です。翻訳こんにゃく。
単純に、エンジン調子悪い、とかって結果の場合も・・・
警告灯が点く場合は、大抵車側がなんらかの”Fault(不具合)”を認識してるので、テスター繋ぐとなんかかーか言ってきますね。まずはそこから潰していくという手で臨める。
警告灯が点かない場合は、車側のコンピューターがそれを不具合と思ってない場合もある。
そうなってきたら、アクチュエーターテスト(各モーター・アクチュエーター等を試験的に動かす)やパラメーターチェック(現在各センサーがどんな数値を返してくるか見る。)とかで、動かないトコとか、ありえん数値を出すトコとかを確定していく。
まっとタチ悪いのだと、フェイルセーフに陥るトラブル。
Fail Safe、要は、由々しき事態を防ぐ機能なわけです。走れなくなる前にフェイルセーフに陥らせてとりあえず移動できる状態に落とし込んでしまう。
いい例が、オートマチックトランスミッションのトラブル。逝っちゃうと車自体が動けなくなるので、なんらかのトラブルを察知すると、概ね全て三速固定というフェイルセーフに陥る。
原因が、偶々なんか偶発的に起こっただけでも、ATFの量が適切でなくても、インプットシャフトのセンサーが逝っても、バルブボディのソレノイドバルブが逝っても、オートマチックトランスミッション自体が逝っても、全て結果は三速ホールドのフェイルセーフに陥ります。
なんで陥ったか、ってのは、この手の翻訳コンニャクテスターを使って訊かないと教えてくれない。
フライバイワイヤー(厳密にはドライヴバイワイヤー)のスロットルだったりすると、ペダルセンサー、スロットル、いずれかが悪くても、接触不良でも、複数ある系統のいずれかの整合性がとれなくても、全部、高回転廻せない、けど、とりあえず動ける帰れる、フェイルセーフ発動な状況に陥れる。
で、なんでかは、お伺い立てないと教えてくれない。
結局、想定される原因は多岐あれど、結果は全て、三速ホールド、三千回転以上回らない、警告灯がつく等々に落とし込まれるわけです。その原因の一部を確認するために、テスターが必須な道具、になるわけで・・・
と、警告灯といえば・・・
一昔前のクルマは、警告灯が点いても、その原因を取り除けば、消灯してくれていた。至極シンプル。
今のクルマは、警告灯が点いて、何らかの対策をしたか自然治癒して、原因を取り除かれたとしても、クルマがそれを認識すれば消えてくれる(数十回とかのスキャンが必要なのもいる)ものもある。が、一回点いたら、テスターでフォルトメモリー(故障履歴)を消去しなきゃ、金輪際ぜってー何やっても消えないってコもいる。
(まぁたぶん、念のために車屋に点検して貰いなさいって趣旨でそういうロジックなのだと思うのだが・・・正直、メンドイ。)
そういえば、サービスリマインダー。
年に1回2万キロに1回くらいはクルマ屋持ってて油くらい換えなさいな点検ぐらいしなさいな、ってのを促すのがサービスリマインダーなわけで、メーターパネルに警告灯が点くとかメッセージが表示されるとかまぁそりゃいろんなパターンがありますが・・・
これも一部車種で、テスター繋がないと消せないのもいる。タチが悪いのは、そのクルマとして消せる回数の上限があるのも居るらしく・・・なによ8年16万キロ以上乗ったら永遠にサービスリマインダー出っぱなしになるってか・・・合理的なのか何なのか・・・
(まぁ、旧くなったから気をつけて乗りなさいよを促してるって意味では、間違いないのか。)
まぁ、ともあれ、そういった事象に対処する、道具として、テスターは有効なんです。
ですが、翻訳こんにゃくは万能ではない。
(ネットの翻訳サイトの文章がえっらくヘンなのと同じようなモノで・・・)
まず、テスター側、車側が、それを問題として認識してない、それをトラブルと認識してなかったり、症状がそもそもコンピューター管轄じゃないトコは、シレーと”No Fault(不具合なし)”って返してきますので。”え?私悪くないですが、ナニカ?’と。
そもそも、セルモーターとか、パワーウィンドゥとか、カーオーディオとか、エアコンとか、クルマの根幹に関わらないトコは、テスターもクルマもその共通言語を持ってません。管轄外です。パワーウィンドウが動こうが動かまいが、そんなん関係ねぇ、そんな項目はねぇ、なんです。
なので、全部がわかるとは限らない。なんでもかんでもできる万能兵器、って訳じゃない。
その場合は従来の言語でお伺いするしかない訳ですね。あんた何で動かないの?何でヘンナコトするの?そのものとしての矜恃はないのですか?って江古田ちゃん口調でお伺いしてみなきゃいかん、みたいな。
で、色々お話しした結果、容疑者に交代して貰って、どぉ?とお伺いを立てる。
まぁこれは全件に共通することですが・・・
(この辺が私共よく言う、換えてみないとわからないなぁ、なんですが・・・実際、そういうもんなんですよねぇ。全部机上の論理で片付くなら誰も苦労しやしない頭も使わない。)
コンピューターが関わってるか否かもそうですが、関わっていたとしてたって、彼らは、やれと言われたことを朴訥に真摯に言われたことだけやるのみで、その範疇を越えたモノに関しては馬耳東風知ったことか、なわけで。あとは、壊ければ仕事しないのみ。
よって、一つの事象に際してその過程のことまでワラワラとフォルト返してくることもあるし、沈黙を保つこともある。
結果、あくまで参考にはなるが万能ではない、ということ。
そういうのを、適宜、知識や手法や理屈や、そういうのを用意して、道具も用意して、使い分けて、仕事を効率よく進めるわけです。
(効率よく進まない場合も怏々としてありますけどね。)
じゃあ、そのテスターっての、要るなぁと思っても・・・
概ね各社各車共通な基本言語以外は、各社各車別の言語を使っているので、各社各車毎別の翻訳こんにゃくが要る。
例えばRENAULTならClipとかNXRとかXR25(古っ!)とか、CITROENだとLexiaとか、PEUGEOTならDiag2000とか、Fiat系ならExaminerとか。。。(Examinerはその中でFIAT/Alfa/Lanciaでソフトが違うらしく・・・フントカ?)
じゃあ、要るねぇ、となっても、、、
例えば、弊店が単一メイクのみを扱うディーラーさんみたいな仕事なら、それ専用のモノだけあれば仕事は進む。というか、なきゃ困るだろうしそればっか触ってりゃその道のエキスパートになってるはずな訳なので・・・
が、いかんせん弊店なぞは正規並行新車中古車大古車気にしたことかなゴッタ煮闇鍋な車屋なので、なんでもかんでも一緒くたに来るので・・・単一メイクだけ優遇するわけにはイカンのですよ。
で、テスターに関して言えば、メーカーごとの共通性互換性は殆どないと来てる。
(一部、Generiqueとよばれる共通項目もありますがね、それで見れる範囲なんてその程度ですので。)
RENAULTのClip/NXR/XR25だけじゃダメだし。他見れないし。
PEUGEOTのDiag2000だけじゃダメだし。他見れないし。
CITROENのLexiaだけじゃダメだし。他見れないし。
FIAT/Alfa/LanciaのExaminerだけじゃダメだし、あっても各々用のソフトウエアないとダメだし。他見れないし。
(使うヒトの知識技術勘がなきゃ使いこなせないし。道具そのものだけじゃ意味を為さないのよ。)
で、各々が目ん玉飛び出る価格するとか高価くて買えねぇ、売ってねぇ!とか、するわけですよ。
うちがRENAULT専売店だったら、Clipが1つあってもイイカモしらんですが、いかんせん五目鍋闇鍋なお店なので、特定車種のみにそんな投資してら れない。ってか、それ手に入れて最新にアップデートし続けるには、月に十数台以上売ってないと採算取れない。ディーラーやるしかない。
全部揃えたらそらエライコトだ。その維持費やソフトアップデートとか考えると、スンゴイコストになってしまう・・・
つーかそんなん全部須く買ってたら、いろんなもん高杉なので、その分作業費用等々に転嫁せざるを得ず、店も工場も立ち行かない!
まぁ、そりゃ仕事で使うモノ、金稼ぐ道具は、高価いッスよ。
なので、現況弊店は、各メーカー専用のモノは買えませんので持っておりません。
じゃあ、安価なGeneriqueを見れるモノくらいは・・・だが、それで出来ることには限りがある。それこそ、KIWI WiFi的なモノから、様々・・・
一般ユーザーさんでも持ってたりする。なかなかタノスィので、お勧めですよ、KIWI WiFi。
が、それを仕事に使うにはドーカ?見れないトコ多すぎ。仕事にならない。
もうちょい上位機種も市井にゴロゴロある。割と安価。その辺ならまだ及べる価格で、ホンキな車屋さんは大抵持ってる。割と結構見れますが、旧いのとかヤヤコシいとこまではカバーしきれない。
それらも賄い得る、ホンキで、多車種に対応するテスターなぞ、目の玉飛び出る価格するのがアタリマエ。
まぁ、商売に使うモノだからね、高くて当たり前なわけとはいえ、ご無体な・・・
なので、汎用の、各社各車だいたいのとこまで見れるテスター。
専用ではないが、各社各車8割方の項目が読めるヤツ・・・
これですらン十万するんですから。
でも、要るから、持ってます。買いました。
というか、リース組んで数年前に入れました。
まだ当分リース地獄は続きます。終わりました。が、再リース地獄が続いています。いーかげん終わりにしたいぉ。
ということで、弊店は、Launch X-431を使ってます。
栄えある中国製(ダトオモウ)だが、各社各車広くサポートできてる。
標準セットで国産車欧州車概ねカバーしている。
純正テスターの7~8割の仕事はできる。100%ではない。ジャッカンアサイ。
で、これでなんとか、できてます。(にこにこ)
Launch X-431の画面とにらめっこの図。下左の画像には後述のSuper16アダプターが写ってますねぇ・・・
ただ・・・そいでも、高かった。(泣)
導入当時、弊店のこの規模でこれを持ってるってのが希有ってくらいでした。でも要るから頑張ってリース組んでまで買った。
今や、もっと簡略化したのをどこの車屋さんも(ホンキなら)持ってます・・・ヤスクナッタネェ。
でも、旧いクルマまでサポートし得るのは、X-431とか、もっと上位機種の高いの、TEXA等のみですねぇ。 Launch Diagunとか、2000年以前のクルマは大抵無理だし。
で、未だ、ワタシ、Launch X-431のリース料金を、毎月、払い続けてます。(泣)リースアップして買い取りました。(ドヤ顔)
じゃあそれで全幅何でもかんでも未来永劫平穏無事にOKかと言えば、新車種とか機能追加があるとそれ相応デヴァイスやソフトを更新し続けざるを得ない。
新しい車が出ると数か月から数年後にそれ用のデーターがリリースされるから、買わなきゃいけない。旧いクルマで標準の接続デヴァイスで対応してないのもいる。レアな車種用のソフトやデヴァイスも同じく、それらは別途!ついてこない!(爆)
別で買え・・・・サヨカ。デモイルモンナァ・・・
最新のクルマに繋ぐ、Super 16アダプター、と、PEUGEOTの旧型の30Pins(106初期と406初期のみ!)ダイアグコネクターに繋ぐ変換ケーブル。
おまけ。
LAUNCH DiaGun。OBD以降の最近のクルマのみ扱う車屋さんは大抵コレ相当なの持ってますね。(ホンキならね。)
私共は上述のX-431があるので・・・欲しいってば欲しいけど、X-431の方が守備範囲広いので。(でもあのレスポンスの早さには憧れる。)
で、これは、仲良しな車屋さんが持ってるダイアガンとで、比べてみようって借りて四の五のしてみたときの画像です。
(謹告:弊店はLAUNCHの製品の並行輸入・サポートはしてませんので、それ探してググって見えた方残念でした。ご自身で海外からお取り寄せ下さい。そのリスク分安いかどうか、仕事で使うモノだからねぇ・・・私はサポート等の信頼性を取ってしまいます。そこに労力払ってられるほど暇じゃないし、仕事で使うものなので、あんま手を抜くのもドーカと思いますし。(って自分たちが使うモノで必要で手に入らなかったら、ナントカせざるを得なかったら、少し位する苦労は厭いませんが。) そんな方にひとつアドバイス。実際、LAUNCH TECH JAPAN,満足かどうかはさておき、それ相応仕事してくれますよ。それなきゃ深みにはまって終わる気がする。それを自分でやる自信があるなら、ググってヒト頼らずやればイーんじゃないかな?)
RENAULT, PEUGEOT, CITROEN, FIAT, Alfa, Lancia, DACIA辺りは、出来るだけ最新鋭にしておかなきゃイカンですしね。
売った義理があるので。(あ、数台中古車売ったっきりとかはゴヨウシャ!)
まぁ、際限ないですよ・・・・
でも、やらねばならぬ。
で、がんばると・・・
独逸から来たエスパスのパネルが、ドイツ語で表示されるのを、敢えて仏語に変更してみたり・・・(英語にも出来ますが敢えて。日本語はソッモソモ設定がナイです。)
(謹告:概ねの並行車は、扱った車屋さんが既に気を効かせて変更してくれてるとは思います(出来ないのもあると思います)が、そのままあるがまま為されぬまま来ちゃった場合、こういう小ネタは、あなたが信頼してその車を買ったお店にご相談ください。弊店は、コレだけやってってご相談は請けないようにしてますので・・・大丈夫だ、心配ない。弊店で出来ることは他社どこでも出来ること。なにせ弊店は零細個人事業、あてにならない。大資本の有名店ならば出来ないことはないはず。そう信じてそこで買ったなら、弊店でなくそこを信じるべきです。が、今後のことも含めて車検等を承らせて頂けるなら、この限りではないです。)
だから、その為の投資や研究を、微力ながらしてるんだから、元取れるくらい、できれば儲けが出るくらい、そこだけでない仕事下さい(汗)。そういっていただける方のために仕事してるんですので。
で、出来れば将来的にTEXAを、あわよくばBOSCHのとか、買えるくらい、儲けさせてください。(オネガヒ)
なぁーんて言ってるうちに、LAUNCHのリースが完了し、買い取らせてくれと再三お願いしてるにも関わらず、再リースの応酬を毎年繰り返す体たらく・・・
その上に、X-431の更新が終了し、今後新型車には対応しないとアナウンスされ・・・
こりゃぁ真剣に刷新を検討しなきゃだなぁ・・・
次回は、リースはヤめよう。永遠に自分モノにならないものに金を払い続けるほどお人好しじゃねぇ。
だからって、一括現金で買えるほどの、資産家じゃないし儲かってもない・・・
借りて買えってか・・・
そして、金融機関と折衝(笑)を繰り返し・・・
さて、どうするか・・・
えぇいままよっ、で、買ってしまった・・・
TEXA TXTs+IDC5+Lenovo YOGABOOK
二枚目は、旧い車用の変換ケーブル。左から、フィアットアルファ系の2種、ルノー用XR25な時代の、プジョーの旧いの用。もしかしたら必要になるかもしれないってダケで用意しておいてみた。
で、Lenovo YOGABOOKにIDC5というソフトウェアをインストールする。が、当然コレだけでいごくわけもなく、専用のキー(ドングル?)をUSBに刺さないといごかない。1コしかないマイクロUSBがキーに占有される。
そんな些末なことはドーでもヨイのだが・・・(意外と悩んだのだよ。Lenovo YOGABOOKを、車内では基本タブレットとして、稀に机上膝上でノートとして使いたいのでね。邪魔になっちゃ意味がない。)
で、沸々と、怒濤汗で使い方研究してまふ・・・(ウィンド渦苦手なんです・・・)
とりあえず、まずはカングー1辺り。この辺は、こういうデバイスで見れるトコが少ないので、概ねLAUNCHと同等かなぁな印象。実際の有事にどうなるかは、追々ですねぇ・・・
トゥインゴ2、とある車、大人のおとなげない事情により、フォグランプが撤去されてそこをエアインテークとして使っている。が、車内のスイッチはソノママで、いごかすとフォグついてますよインジケーターランプが点灯する。が、ないフォグはないから点灯しない。意味がない。
当然の摂理な訳だが、TEXAで、フォグないよの設定にしたら、インジケーター点灯しなくなった。些末ではあるが、気が利いてると言えよう。この辺でちょっといろんな可能性が見えた、気がした。
いろんな項目を点検してたら、舵角がなんかチト違う気がした。弄ったら、0°に変更できた。うむ、なかなかやるな・・・舵角カリブレーションができるってことか?
タイミングベルト換える手順書まで入ってる。各ボルトの推奨締め付けトルクまで・・・うぉー助かる・・・但し英文。
トゥインゴ3、新車並行車、ラジオバンドが欧州のママ極東の島国に来ちゃったのを、日本のラジオ周波数へ変更もできたし。(これだけやってくれって仕事のご依頼は、その車買った車屋さんにご相談ください。弊店が売った車は弊店でやります。その為に導入した機械なので。)
トゥインゴ3のルノージャポン輸入の栄えあるデーラー車、繋いで細かいトコあれこれ見てたら、なぜか言語設定が仏語になってるのをハケーン。なんとなくそれ困るだろうと英語に変更したら、KeyOn時に液晶にHelloって出るようになった、っぽい。ぽい、って、それ以前を覚えてない。前述の新車並行車はいち早く英語に変更しちゃったから、やっぱし過去がわからない。Bienvenueって出た記憶もない。っても、まぁ大政に影響ない設定変更ができた、ってコトかな?
クリオ2ルーテシア2、時折意味不明にエンストする。コレって結構Kangooで2やTwingo1でもあったりするんだけども、症状再現せず容疑者確定に悩む。TDCセンサーな場合も怏々としてある。この手のテスターがない使えない場合は、総当たり戦で臨むしかなかったのだが、TEXAで見たら、水温センサーのエラーが過去履歴で入っている。まず容疑者として水温センサーを逮捕、換えてみる。いやでもこれはLaunchでもよくやった仕事だ・・・この辺の世代だと大きな差がないのかもしれない。
あ、この場合、O2センサーのフォルトは、結果エンストした結果で出たりするので、それでドヤ顔で換えるのは時期尚早な気がする。
クリオ3ルーテシア3、デフォルトのオイルリマインダーの設定数値が、やっぱし現実にそぐわない。1年はイイが1.5万キロに設定してあったりする。日本で1.5万キロ保たすには相応いいオイルじゃないとマヅいと思う。ので、弊店基準に則って、1万キロに変更してみたりもする。(それ以下の安価なオイル扱ってないのですよ。)弊店界隈のクリオ3ルーテシア3は、気づき次第、この設定に変えてます。
カングー2、かねてから疑問だった、サービスリマインダー(オイル交換しなさいね表示)12ヶ月と距離いずれかの到達でオイル交換を促すのだが、極東の島国日本に於いて、距離が若干多すぎる。本気で商用で使ってる彼の地ならいざ知らず、極東の島国でRVやSUVに転用されている場合、実用にそぐわない。というかそいだけ保たすには相当いいオイル奢らなきゃならない。コレを弊店基準に則って、12ヶ月/1万キロに変更してみたり・・・できたりするTEXA。いずれかが近くなったら、SERVICE DUEが出る、過ぎたら、スパナマークが出るようになったはず。定期的にオイル交換しましょうね♪弊店界隈のKangoo2は、順次、この設定に変えてます。
タイミングベルト交換手順書、各ボルト締め付けトルク等も入ってる。助かるなぁ。但し英文。
メガーヌ2、サービスリマインダー(オイル交換しなさいね表示)、距離が多すぎる。極端に多すぎる。日本では本気で相当乗る人じゃないと実用にならない。コレも弊店基準に則って、12ヶ月/1万キロに変更してみたり・・・できたりするTEXA。弊店界隈のMegane2はオイル交換するごと、この設定に変えてます。
エスパス4のタイヤ空気圧センサー、何が正しいかわからなくなっちゃったのも、TEXAがあれば多少なりとも太刀打ちできそう・・・いろいろ有益な情報も入ってたしね。但し英文。知らないこと多かったよ。
で、臨んで、悩んで、なんとかなったっぽい。
はぁよかった。他店で大枚払って純正アルミをセンサー付で買って組んで認識しない、そのまま放置、じゃ可哀想この上なかったわけだし。
でも私は冬ホイールの現況確認から構造の推測をして件の夏ホイールに臨んでで、結構悩んだので相応に頂かざるを得ない・・・私がホイールとセンサー売った訳じゃない、そうだったら物を売るのに付随の仕事であったはず、なのが悔やまれる。
で、この車、集中ドアロック解錠で運転席のみ解錠される。他ドアはボタン長押しせな解錠しない。便利なようで使い方によっては不便かも?解錠で全ドア解錠に設定、変えれたみたい(TEXAのメッセージの表現が難解で、ナンカ釈然とせず。)。でも、たぶん、たぶんたぶんっ!たぶんできてるっ!
トラフィク3,車が新しすぎて、基本的なトコしか見れない・・・追々追加されることを祈ろう。
プジョー106S16、ヘッドガスケット抜け疑惑でヘッド降ろして、ステムシール換えて面研磨して・・・さぁ積む段になって、締め付けトルクのデーターはTEXAに入ってた。締め付ける順番は入ってなかったけど、コレは手順書を別で調達したので、まぁよい。タイミングベルト張る手順も概ね完璧にTEXAに入ってる。あぁ安心・・・但し英文。
だが、まっとすんごぃ真価は、きっと、まっと新しい車、進化した車じゃないと、発揮できないんだろうなぁ・・・その辺の追加更新が終了したんで、X-431から換えたわけだし・・・
皆様からいただいたお金でそれ相応皆様のためになるモノに設備投資しますので。
だから、若干でも、助けてね。全額クレとは言わないから、数千円ずつでいいから。(ヲネガヒ。)