店内のクルマ入れ替え中に沸々と思い出したこと。
“カンコウしてみるわ。”
とは、前の会社の前の工場長のよく言うコトバ。
実は私、つい最近まで、
“敢行してみるわ。”
だと思ってました。(実話)
ホントは、カンコウは敢行でなく勘考と表記するらしい。
一応、日本語は得意な筈だったのに、知らなかった。
なんでかって、前の工場長、ホントに大抵なことは敢行して為し得ちゃうヒトだったので、それである意味意味が通ってたんです。
や、ホント、何でも直すなけりゃ造る、整備屋の鏡みたいなヒトです。ちょっと(すんごぃく)偏屈でムラッ気多い(というか、しかない)なのにさえ慣れちゃえばいい人ですよ。私も(旧いクルマで)どうにも困ったら、いまでも頼っちゃうかも。
はさておき、正しくは、改めて・・・
“勘考してみるわ。”
と、表記するのが正しい日本語らしいです。
でも、大抵求められるのは、結果だけだったりする。
うーむ。
勘考しなくなっちゃっちゃあ、愉しくない。
モノの本やそれ用の機械に頼って誰でもできることは勘考といわない。
それら道具を駆使して、勘考して敢行することが、僕らの商売、であるべきか。
勘考しようのないことも少なからずですけどね。(笑)