Direct Power System (DPS)


謎の箱、DPS。こっちも謎ですが、まだ理屈から考えても理解できる範囲。体感もできます。

いや、謎です。ほんとに謎。

Scuderia Rosso

がメーカー、なのですが、社長曰く、売れすぎると忙しくなるからあんま情報を載せない、とのこと。
ほんとうか?(笑)

はさておき、理屈から考察していくと・・・

この手のモノは、大まかにいけばコンデンサー、なわけで、コンデンサーが電気を蓄えておき、車側が一時的に電気を必要として、バッテリーがその用を満たすのにカツカツになったときに、そのコンデンサーがお手伝いをする、と。
だから、例えば、ラジエター電動ファンが動き出したとき、エアコンコンプレッサーが動き出したとき、セルモーターが回ったとき、大きな電気がそっちに行ったときに、ヘッドライトが"またたく"みたいな、ほかが足らなくなるのを軽減させるわけです。

付随してくる問題点は、バッテリーのマイナスとプラスをつなぐわけだから、当然ショートしたらエライコト、なのと、コンデンサーの容量をいかのように組み合わせたら、最大限に効果的か?
大きければイイというわけでもなく、どちらかというと小さなモノをいくつかつける方が効果的。大きい場合はその用を為すために充分蓄電する必要があるわけで、小さいモノがたくさん、の方が、細かい変動にも対応できる・・・

らしいです。それを熟慮して(るはず)開発しているのが、大手メーカーの製品、であると。が、コンデンサーの性格上、コンデンサーがパンクすると用を為さなくなる、以上に、ショートしたらあらびっくり、なリスクも伴います。結果、内容の回路は割と単純な構造だったりします。一見真似できそうな気がするくらいの・・・

その辺と、上述の、どういった組み合わせがベストかを研究開発するのがメーカーの仕事で、結果だけを見て真似してもおいそれと同じものができる訳じゃないですよ。きっと彼らテスターとオシログラフと乗った感触に基づいて沸々と研究しているはずですので。

だから、結果だけ見て云々いうのはやめましょうね。必死で試験勉強して、結果自分なりに満足した得点を得ても、その結果だけで評価する先生や親みたいなこと言っちゃいかんです。結果血となり肉となるのは本人の努力、であってほしい。そういったのでいったいいくつの貴重な芽が絶えていったことか・・・
高校時代に担任のコ@キ教諭に"おまえらクズだから、ろくなオトナになるわけがない。"とクラス全員の面前で宣言されて、逆に試験がよかったときだけ褒められたクズの私が言うんだから間違いない。私は速攻キれて、その後職員室に速攻連行されましたが・・・

話が脇道にそれたなぁ・・・閑話休題。

じゃあ、DPS(Direct Power System)はどうか、というと、基本的に中ではプラスとマイナスを独立させてます。ですので、ショートの可能性はまずない。そこに、コンデンサー的な要素を満たす要件を追加して、かつ上述の小さいコンデンサーがいくつか、な回路を為し得ているわけで・・・

実際、いくつかのバリエーションがあるのは、その回路の数と、特定の回転域で効果をもたらすようの設定を施してある、ということです。

SuperGoldであれば、概ね全回転域で効果を発揮できるよう、4回路(だったっけ?)をおのおのの周波数に応じて組み合わせてあるとのこと。
その他、トルク向きなものは回路数を少なくしてあるが、その分低回転域で効果が出るようにしてある、パワー向きなものは高回転域で、というわけです。
で、その回路数が価格の差、です。狙った周波数の違いが仕様差、ですね。

これはまだ理屈的には理解しやすい。効果も大抵わかりやすい。ので、お好みで選んでいただいていいですよ。
まずはセル回したときのクランキング時間が短くなるのがわかりやすい。あとはそういった電力が必要な特定な状況、と、アクセル踏んだ際の立ち上がり、等で体感が可能です。

決してスポーティーな車に対してのみではなく、大衆車実用車にも、トルク向けなものをお勧めします。街乗りが楽になりますよ。と、上述の電圧変化を最小限に抑えるので、たぶんバッテリーに対するダメージも最小限に抑えることができるでしょう。与え続けられるジャブをできるだけ軽くすることができたら、それだけスタミナが持続するはずです。

このDPSの理屈を元に、さらにモディファイを加えたものを、PPS(Power Pulse System) として、ラテン車向きの設定での販売を企画しています。

signale a : 木 - 4月 6, 200606:51 午後        supérieure     


©