PND | パーソナルナビゲーションデヴァイス


百花繚乱(いや、百もないけど)なこの業界。

自動車のナビゲーションにどこまでを求めるか。

自動車のナビゲーションシステムは、人工衛星の位置情報電波を複数捕捉して、自分の位置を把握して、それを地図上に表示させ、地点登録、経路検索等様々な機能を織り交ぜて、運転の道案内をしてくれるデヴァイス、である。(勝手な定義・概ね間違ってないはず。)

ではそこに何を求めるか・・・要求要件はそれぞれいろいろあると思います。使いやすさ、正確さ、迅速さから始まり、果てはデザインまで・・・
やっぱし世の常で、全ての要件をまんべんなく満たそうと思うと、高価な高級機に至ると思います。使ってみると、すごいなぁと思いますね。今時なんてハードディスクまで入ってて、半ば車載コンピューターの様相ですから。

でも、実は、私みたいなライトユーザー、遠出するのはそう頻繁じゃないし、でも、知らないトコに行くことが少なからず、くらいな場合、そのために数十万出すのは考え物、と思ってしまう。
また、車が複数あったりする場合、私の場合はお客さんの車を回送したり登録でご当地の陸運支局に赴いたりする場合、大仰なナビを各社に取り付けるってのは、無理な話で・・・

で、いわゆるポータブルナビに興味津々、なんです。

従来のポータブルナビ、CD/DVD-ROM、最近はハードディスクのものが存在します。私共も社用車にPanasonicのその手のポータブルナビが着いています。が、それらの多くは、ポータブルなんて言いながらも、GPS(衛星)アンテナやら電源やら取付の台やら色々あって、確かに脱着はできるが、多車に容易にお乗せ換え、という使い方にはそもそもあんまし適さないんですね。
盗難(この社用車盗もうという好き者は居ないと思いますが)・車上狙い対策で、使わないとき邪魔なときに外してグローブボックスに仕舞えるくらいが関の山、でも、大画面とDVDドライヴのおかげで筐体がデカいので、割とグローブボックス占有しています。

で、実は社用車、車速なんてなんじゃそりゃ、というくらい旧い車なので、車速なんか拾ってません。衛星のみで稼働させてます。
それでも、たまーに勘違いされることはありますが、概ね許容範囲内の誤差(当社比)で稼働してくれています。

帯に短したすきに長し。

そんな昨今、PONTUS と呼ばれるポータブルナビゲーションが発売されました。
メモリーに地図等を格納した小さい筐体に、吸盤でひっつくステー、シガーライターで給電、そもそも本体内に充電池内蔵で給電なくとも数時間稼働、GPSのみで測位、GPSアンテナも本体に内蔵。

いや、画期的だと思いましたよ。早速導入して性格悪いことに実機試験 とかして。
で、私の求める実用上の問題点は殆ど気にならないと。逆に、その利便性のメリットと価格メリットの方が大きい。

それ以降、私の予想を反して、割と売れました。やはり同じようなニーズはあったんですねぇ。

同業他社も様々な同種商品を用意して、まさしく百花繚乱な様相を呈してきました。


GARMIN nuvi360、実はすっごく興味津々。


PONTUS EN-3500と比べると、筐体の小ささがわかります。
と、デザインの良さ。ラテン車にはこの方がいいか。
付属の取付ステーの長さが気になるところですが、使い方で十分対応できると思います。

GARMIN nuvi360は多少動作の怪しさと、ローカライズ(?)したときの日本語のなんだかな?はありますが、それはそれで愉しめそうです。実用上は一長一短、いや、GARMINの方が欲しい機能が実装されているのと、どうやらGPSの感度が高そう。熱線遮断ガラスが装備されている車だと、PONTUSはちょっとしんどいが、GARMINは実用になりそうです。(当社比)
Macでも地図・ファームの更新が可能らしいので、ワタシ向きでもあります。

総じて、スキモノならGARMIN、日本人的な皆様にはPONTUS JROAD等が宜しいのではなかろうかと。
日本人的かつ多機能を求める諸兄には、SONY、Clarion、SANYOがいいのでは?

PONTUS 取扱
やっぱ最初はこれでしたので。でも、後発機種に殆ど負けてないのもスゴイ話。
SANYO Mini-Gorilla 取扱
ちょっとでかいか?と、従来のポータブルナビの呪縛から抜け出せてない気もしないでもない。でも、機能を求めるならこれもアリ?
J-ROAD 取扱
これも価格的にはアリかもしれない。
Broadzone 迷ワン 取扱なし
両面で貼るのはイヤです。
GARMIN nuvi360 取扱
キワモノ好きに訴求効果ばっちし。
Clarion DrivTrax P5 近日発売・取扱
すっごい伏兵。ちょっと筐体でかそうですが・・・
SONY NV-U1 近日発売・取扱
さてさて、御大、独自の切り口。独自のユーザーインターフェースと、「ピタッと吸盤」に興味津々。内蔵自立測位。でも、でかそう。

あたりが気になるなぁ・・・

って、私が四の五の研究しなくても、御大Car Graphicsが既に総括 してました。

やぱーしGARMINかぁ・・・(沸々)

signale a : 月 - 3月 5, 200711:14 午前        supérieure     


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